2024年4月30日火曜日

三定の並天丼

今年も訪れたココ・ファーム・ワイナリー。
ヴィンヤードウィークも、コロナ禍を経て以前の形を取り戻してきたが、
今日はいつもよりも人出が少なかった。
 
え?今年はウィークじゃなくて
ヴィンヤード・デイズって言うの?
 
え?え??
去年もヴィンヤード・デイズだったって???
 
ずっとヴィンヤード・ウィークだって思ってたよ。
思い込みって恐いなぁ・・・・
 
 
 
 
例年だと人がごった返すのだが、今日は穏やか。
コロナ禍明けで、多くの人が遠方への旅行に出かけたって事もあるだろうが、
ウィークデイって事もあるのだろうか。
 
ただ、そんな状況を読んでか、パンの販売は無し。
レストランもメニューが限定メニューになっていて、
以前の様に様々なワインが飲める形にはなっていなかった。
(スパークリング1種、白3種、ロゼ1種、赤4種)
 
まぁ、良いのです。
ワインはテイスティングイベントで用意される蔵出しワイン等を
安価に色々テイスティングすれば良い。
 
それよりワインを飲みながら、この喉かな風景を愛でる方が大事なのでね。
 
 
 
 
マンガ「神の雫・最終章 マリアージュ #190」に取り上げられて注目を浴びた
「甲州F.O.S.」も2017と2018がリストに載っていた。
(現在販売されているのは2021年)
 
「甲州F.O.S.」は所謂オレンジワインで、
白ワインの原材料を赤ワインの製法で作ったもの。
 
甲州種は白ワインとして有名だけど、それをオレンジワインに仕立てたのは
ナチュラルワインブームに乗ったって事もありそうだ。
加えて言えば、多くの料理に合わせやすい利点もあるため、
販路拡大にもつながり易いと考えたのかも知れない。
 
いずれにしろ2017はJAL国際線ファーストで採用されたビンテージなので
スルッと頂いてから、もっと古い赤として
2011年の「赤城ノートン」を楽しんでみた。
 
ちなみにノートン種はアメリカ中部のミズーリ州が原産地で、
日本ではこのワイナリー以外ではラインナップに載る事が少ない、珍しいワインになる。
 
 
 
 
ノートンにタナをブレンドした「こころみノートン」は入手できるけど、
「赤城ノートン」は100%なので、あったら飲みたいワインなのだ。
 
ツヴァイゲルト、ノートン、タナ、アリゴテ、プティ・ヴェルドー、バルベーラ、
小公子、バッカス、ヴィニュール、プティ・マンサン、ドルンフェルダー・・・
 
おおよそ、一般的でない葡萄品種も扱っていて、
協力農家の幅も広がっているけど、自分としてはやっぱりカベルネが好き(^_^;
 
と言う事で、カベルネが多く入っている「農民ロッソ」を飲んだ後は、
いつもだとカレーランチを食べる流れなんだが、今年は食べるのをやめる。
 
何故なら去年、カレーランチを食べたらコロナ禍の影響なのか
料理の点数とかは同じだけど、ボリュームダウンが凄くてがっかりしたからだ。
 
確かに足利牛のカレーは魅力的だけど量的に足りないとムカつくのが見えているので、
東武伊勢崎線の終点である浅草で、美味しい物を食べれば良いと考えた。
 
浅草と言えば「駒形どぜう」や「並木藪」、「今半」もあるし「ヨシカミ」も。
久々に「紀文寿司」にも行きたい・・と食べたい物が頭の中に飛び交うが、
今回は「三定」で天丼を食べると最初から決めていたのだ。
 
 
 
 
「三定」の天ぷらは、初めて食べて美味しいと思ったけど、
ある時満席だったのでテイクアウトで持って帰って事がある。
 
揚げ置きのテイクアウト品だと高をくくって天丼にしたら、
その美味さに自分の中の常識が崩壊した。
 
セットとしては上天丼に匹敵する天麩羅だったけど、
日本最古の天麩羅屋とも言われる店だけあるらしい。
 
テイクアウトして横浜まで持って帰ってもまだ、
食感も含めた味わいがあるのは、確かな技術と経験が為せる技なのだろう。
 
 
 
 
今回は、オーソドックスに天丼の並をオーダーした。
久しぶりの「三定」の天丼、店で食べたらどうだ?って思っていたのですな。
 
それにしても、並とは言え1820円もするのだから、期待は高まるってもの。
ちなみに、「上天丼」は2360円、「特上天丼」になると3410円もして
本当は食べたい「えび特上天丼」になると4290円となる。
 
海老天4本が入るとは言え、それは無いぜ?って価格設定だけど、
「中かき揚げ丼」3410円は凄いボリュームでも有名なので、
実際のところは天麩羅だらけで飽きるのかも。
 
まぁ、上にするかは最後まで悩んだけど、
かき揚げ(小)が加わるだけなので、ベーシックなヤツにしたワケです。
 
 
 
 
ザ・天丼・・という佇まい。
やっぱね、ここの天丼好きだわ。
 
あれ・・
以前に感じた程の感動は無いなぁ・・・
 
美味しいけど、思ったより普通。
テイクアウトの天麩羅とは何かが違うのかも知れない。
 
でも、白身魚とイカも入ってのセッティング。
蕎麦屋の海老天のみな天丼とは違って、豪華で嬉しい。
衣が天つゆを吸って美味いんだよね。
 
このタイプの天丼って天麩羅屋ならではの物だけど、
横浜の天麩羅屋で気に入ってる店って少ない&高い。
 
唯一、桜木町の「あぶら屋」がコスパ良い天丼を出してたんだが、
2020年に閉めたまんまなんだよなぁ(T_T)
 
となると「天吉」のランチ天丼が一番になりそうだけど、
彼処、混むので立ってられない自分はいつもパス。
たまには開店直後を狙ってみようかな。
 
ごちそうさまでした。

2024年4月29日月曜日

codie'sでチーズバーガーに目玉焼きトッピング

GWって事で、観光地横浜は混んでます。
 
中華街とか行っても、メチャ混み&休日価格で楽しめそうに無い。
ならば、観光地からちょっと離れた彼処で食べるかな。
 
 
 
 
新山下の「codie's」で、ハンバーガー・・・
と思って来たんだけど、甘かった。
 
もうすぐ15時ってタイミングなのに満席で、
外のベンチで待ってるグループが1組いるじゃないですか。
 
舐めてましたねGW。
百名店にも入っちゃってる店だから、バーガー好きは来ちゃうよね。
 
 
 
 
でも、バーガーショップは長居する客は少ないからか、
15分も待たずに入店できた。
 
店の外でメニュー見てたから食べたいバーガーは決まっていた。
今日はチーズバーガーに目玉焼きを追加トッピングにする。
 
玉子好きってのはあるけど、
バーガーに目玉焼きを追加トッピングするのが好きで、
可能ならバーガーの味に影響しない限り追加する。
 
勿論、初見の店ではその店の味を知りたいからやらないけど、
それはバーガー専門店の場合であって、ステーキ屋とかが出すものには
問答無用で追加してきたっけ。
 
なので「codie's」でもベーシックな味付けがわかったから、
好きなバーガーに追加するようになった、と。 
 
 
 
 
ここのセットって、
バーガー用紙袋の上にこうやって乗せてくれるスタイル。
 
その紙袋の口が半分折ってくれてるのはありがたいけど、
その上にドカッとバーガーが乗って、中身が見えやすいようにこうやってオフセットして
出してくれる分、袋にソースが落ちやすくて掴む時にソースが袋の外側に着いてた・・
って事があったりする。
 
長い串を刺してくれ、とまでは言わないけど、
袋は別にしてくれた方が、ソースまみれになる事を避けられそうなんだけど、
これもここのスタイルなんで、受け容れている。
 
ただ、追加トッピングするときれいに重ね直すのがちょっと難しくて、
アボカドとかを追加したらかなり難儀しそうだ・・と思うんだな。
 
 
 
 
ね、綺麗に重なってないっしょ?
 
でも、袋に入ってるから大丈夫。
最悪はナイフ&フォークで食べるから問題無い。
 
あ〜〜〜
チーズバーガーに目玉焼きトッピングって、
かなりリッチな味わいで、楽しいわ。
 
それにしてもバーガーも高くなりました。
チェーンのハンバーガーだって物によっちゃ牛丼より高い。
 
でも、だからこそ、プレミアムなバーガーの方が
ある意味お得だって思っている。
 
とは言え、オプション無しで2000円超えたらちょっと退くかな(^_^;
 
さて、食べ終わったので歩いてみよう。
多分観光客だらけで撮れないと思うけど、街の風景も撮れたら撮りたいしね。
 
ごちそうさまでした。

2024年4月28日日曜日

電光石火も広島で食べるべき?

映画「オッペンハイマー」を観た。
 
よく出来てる。
ちょっとサウンドエフェクトで圧をかけ過ぎでテンポが悪いパートもあったけど、
米国の闇を示唆する作り方に、なるほどと納得させられた。
 
アインシュタインとオッペンハイマーの関係やトルーマンの野心などが
上手く表現されていて、広島や長崎の悲惨な状況を描かない事で
問題の大きさを浮き彫りにしていたのが、演出の上手さだった。
 
発表された時、原爆の悲惨さが表現されていないとの情報が流れ、
アメリカで同日公開された映画「バービー」の画像を組み合わせた
バーベンハイマーというネットミームが流行った事もあって、
日本では公開しない決定がされたと言う。
※ワーナー・ブラザースは2023年8月1日にプレス向けに謝罪声明を出した。
 
さて、何故これをすぐに公開しなかったのか?
と思うのは私だけだろうか。
 
多分だけど、即座に公開しても利益が上がらないと配給会社は考え、
同時に社会的な動きに対応したくなかったのだろう。
 
だが映画を観れば、当時のアメリカ人(欧米人?)の差別意識や、
さりげなく散らばる恐ろしいデータから浮き彫りになる非人道的な行為、
そしてそれを国という看板を掲げて正当化する気持ち悪さは、十二分に伝わった。
 
事実、アカデミー賞7部門受賞した結果を持って配給し、
それなりに興業として成り立つだろうと皮算用をしたのだろうけど、
公開からほぼ一ヶ月経ったという事もあってか、見ている人は少なかった。
 
その気持ち悪さと恐さにドップリと浸かった事もあって、
なんだか体調が悪い・・と思ったら、然に非ず。
上映時間の関係で既に14時を過ぎているタイミングで、
腹が減って低血糖状態になりつつある状態なのだ。
 
なのでとにかく何か食べて、回復したい。
ブルク13と同じフロアには多くの飲食店があるから、
何か探すしかないわな。
  
以前に入った蕎麦屋は、入口やディスプレイは素敵だったけど、
蕎麦がそもそもダメダメだったのでパスし、牛カツの店も混んでてアウト。
 
となったら、やっぱココか?
 
 
 
 
広島の味をそのままに・・と謳う「電光石火」。
 
初めて食べたのは広島だったけど、何故かお好み焼きと一緒にホルモン系もあって、
お好み焼き屋がやる居酒屋っぽい感じの店だったが、
その居酒屋感がより強いのがこの「電光石火・横浜みなとみらい店」だ。
 
そんな店だから人気が高いんだけど、
ちょど会計をする人達が並んでいたのですんなりと入店できた。
 
 
 
 
まずはビールだよね。
 
アテは・・・
ま、塩昆布キャベツとか鉄板ポテサラとかはアリだけど、
そこまで食べる体調じゃないので、とにかくお好み焼きをオーダーする。
 
そう、店名と同じ「電光石火」
3D系と言われる高さがあるやつっす。
 
 
 
 
これが3D系。
でも、なんか前より盛り上がりが少ない?
 
広島のお好み焼きは、山盛りキャベツに圧力をかけて潰しつつ焼くスタイルなんだが、
「電光石火」はとにかくフワッとした食感が売りでノーマルの肉玉を頼んでも
3D系な仕上がりになるんだな。
 
ただね、ここのは
ソバがダメなんだよなぁ・・・
 
 
 
 
あ〜〜〜
ね〜〜〜
 
これで、広島で食べるソバの味わいがあったら
毎週でも通いたいところなんだけど。
 
広島で食べて美味しいと感じたお好み焼きは
どこもソバが美味かった。
 
端的に言えば、香りが良い。
そして歯ごたえも楽しい。
 
キャベツの仕上がりとかは店それぞれだけど、
皮と玉子の焼き方とソバの味&香りは、広島で食べるお好み焼きの命。
 
だから、広島焼きと銘打って商売するコッチの各店で食べると、
とにかくソバに香りが無くて、がっかりするのですわ。
 
広島で人気が出て、ミシュランにも掲載されたチェーンなのに、
何故ソバは、広島で食べるものと味わいが違うのだろうね。 
 
でもそれでも、こいつはたまに食べたくなるから、
自分的にはOKっす。
 
ただ、居酒屋っぽい感じの店は苦手ってのがねぇ・・・
 
ごちそうさまでした。

2024年4月23日火曜日

不景気ってわかっているけど

久しぶりに「同發」のカレーが、食べたくなった。
 
蕎麦屋のカレーに近いあの味わい。
中華料理のベースとなるスープを上手く使って、
豚肉とタマネギで仕上げる優しい味は、妙にクセになる。
 
勿論、毎日食べたいって味じゃないけど、
ふと思い出すと食べたいと思ってしまうから、ある意味恐ろしい。
 
でも、ジャンクな味わいでも、
アレが食べたいってものは結構ある、ってのも事実。
 
屋台のソース焼きそばとか牛丼とか、
バーグのカレーとかもその部類だな。
 
あぁ・・
そんな事思ったらもう、我慢できなくなってしまった。
 
 
 
 
ランチタイム終了間近なタイミングで、入店。
店はそこそこ混んでいたけど、食べ終えて出て行く人が多くて
ぽっかりと空くテーブルもあった。 
 
とりあえす、焼売4ヶとビール!
中瓶があったのでそれにしよう。
そして勿論、「排骨カレー」をオーダーする。
 
 
 
 
ここって、前からサッポロだったっけ?
 
キリンじゃなかったのかなぁ・・・
なんて思うのは多分思い込み。
 
スーパードライが出てきやすい中華街で、
気を遣う店はキリンを置いてて選べたりするけど、
サッポロは珍しいかも。
 
ただ、焼売がなかなか出て来ない。
グラス一杯を飲み干した頃に、ペースを考えないと・・と思う。
 
いやいや、わかってるって。
蒸すのに時間がかかるから最初にオーダーしたんだよ。
 
でも、
ビールが終わっちゃいそう・・・なんだよね。
 
 
 
 
「同發」の焼売はホタテ貝柱系だが、
皮がなんだか情けない感じになっていた。
 
で、味は貝柱と言うよりもっと肉を感じるタイプで、
ある意味中華街スタンダードな味わいだと思う。
 
しっかりとボリュームがあって、食べ応えあり。
崎陽軒のポケットシウマイ(6ヶ)よりかなり重い。
 
 
「ランチなんで、スープが付きます」
 
 
・・・と出してくれたスープはなんと
ちゃんとしたコーンスープじゃないですか!
 
ベースのスープに醤油なんかでちゃちゃっと味付けして出す
ランチ用の超簡単なスープとはあまりに違う。
 
 
 
 
あ〜〜
コレ好きだなぁ〜〜
 
ちゃんとかき玉な感じがあってしつこく無い程度にトロミもついてて、
しっかりとコーンの味が楽しめる中華系コーンスープ。
 
コーンスープ好きな自分としてはお代わりしたいって思うほど楽しい。
 
 
 
 
お〜〜
やっぱコレだよね!
 
あれ?
以前は骨を出す器も付けてくれたんだけど・・・
 
排骨、美味すぎる!
カレーを纏わせずに食べると、
厚い豚肉の旨みとカレーの香りがついた皮が、絶妙にバランスされている。
 
てか、骨付き肉じゃなくなってるじゃん?
だから、骨を捨てる器は必要もなくなったのか。
 
そしてカレーには、
これでもかって量でタマネギが入ってて、豚肉もかなり多め。
 
こんなに豪華だったっけかな。
でもまぁ、とにく楽しいので無問題。
 
だが、勘定書きを見て驚いた。
  「排骨カレー」が1600円ですと?
  前はそんなにしなかったよ。。。
 
円安で食材高騰な今、メニューにも載ってない(価格はわからない)裏ものは、
食材落として価格をキープするより盛り上げる方向にシフトしたんだね。
いやいや、メニュー全般が、価格上昇しているんだわ。
 
不景気ってわかっているけど、
プー太郎な自分としては、次回は覚悟して来ないといけないねぇ。
 
ま、久々に食い過ぎって位のボリュームを食ったので、
腹ごなしに写真撮りに行きますか。
 
ごちそうさまでした。

 
 


2024年4月21日日曜日

まるまる鴨で葱油拌麺

昨日も食べた、上海のローカルフード「葱油拌麺」。
 
上海麺館での印象が良かったので・・・の、
ニューカマーな「まるまる鴨」でも試してみた。
 
 
 
 
なんか、テンション下がる店構え。
いやいや、これが若者には受ける形なのかも・・・
 
新中華料理ってなんなんだろう?
 
と入ってみたら、
日曜の昼過ぎだと言うのに客皆無。
 
これ、やっちまったかも・・・
 
でもまぁ、ここのところ急に増えてきた「葱油拌麺」のチェックだから、
昨日とは打って変わったスタンスの店で食べるのも大事だよね。
 
 
 
 
まぁ、マジそのまんまな「葱油拌麺」。
トッピングは潔く黒くなったネギのみ・・ときた。
 
どれどれ・・・
 
 
 
これは、比べちゃいけない感じだわ。
でもB級グルメとしては、アリなんじゃないかな。
 
タレが弱くて、葱油の力で食べる感じ。
ただ、麺その物の美味さは弱いんだな。
 
これ、店名にもあるように鴨料理をなにか食べつつ、
シメに食べるための素っ気なさなのかも知れない。
 
店内は綺麗で居心地が良さそうだし、
料理・飲料ともリーズナブルなので人気が出る可能性はある。
 
さてもう一軒、「双喜 上海本帮面」というニューカマーの店があって、
そこにも「葱油拌麺」があるらしい。
 
さすがに続けて行く気にはならないけど、
近いうちに行ってみるつもりではある。
 
ごちそうさまでした。

2024年4月20日土曜日

上海麺館の葱油拌麺はかなり美味い

今日は、知り合いが行って食べたらかなり美味かったと言っていた。
上海のローカルフード「葱油拌麺」を出す店がターゲット。
 
ところでその「拌麺」はバンメンと発音するのだが
横浜では統一された料理にならない事態に、なりやすい。
 
と言うのも、同じ発音ながら「拌麺」と「瓣麺」があるからだ。

しかも提供する店でオリジナルな変化があるので、
知らない店でメニューを見て「バンメン」とオーダーすると、
想像と違う物が出て来る事も当然起きてくる。
 
ただ、メニューがカタカナ表記だとお手上げだけど、
漢字で書かれていればまだ判断できる可能性は高い。
 
「瓣麺」とあれば「サンマー麺」と同じく横浜で独自の進化をした物で、
乱暴に言えば醤油系スープに具材が乗ったあんかけ麺が出てくる可能性が、高い。
「拌麺」であれば汁無し麺のスタイルを取るはずなのだが、
これも店によってまちまちなので、試してみるしかない・・・と。

加えて「汁無し麺」と言うと、また問題がある。
 
実はその汁無し麺も2種あって、皿に少しだけ汁がある「拌麺」(タレかけ麺?)と
香港で言う「撈麺」という汁無し麺(正に汁が無い状態で出る)が存在するからだ。
 
そんな横浜で言う「バンメン」や「汁無し麺」は、
誤解&諸説がある謎めいた麺料理となるけど、今回はニューカマーな店の
現地仕様な料理なので、横浜的バンメンは気にしないで良いだろう。
 
 
 
 
今回のターゲット店は「上海麺館」。
まだ新しい事もあってか、スタッフの呼び込みも積極的。
 
前に写真を撮るために彷徨いていた時、
店前に貼られたメニューを見ていたらスタッフに声をかけられた。
 
 
「おいしいですよ〜いかかですか〜」
 
「葱油拌麺が美味しいって友達が言ってて、気になって見てました」
 
「上海の簡単な麺です。
 上海に行ってた人が『懐かしい』と言ってくれました。」
 
「へ〜」
 
「今、席ありますよ〜?」
 
「ちょうど食べて来ちゃったんだよ。今度来るね〜」
 
 
そんな会話をしてから1週間以上経った今日、
気になっている「葱油拌麺」一択で食べに来たワケです。
 
看板には「手作り」ってあるねぇ・・
 
 
 
 
観光客が多い土曜日の昼時だけど、席があって無事入店!
 
ただ、この前声をかけてくれたスタッフ以外は、日本語がかなり弱かった。
だからなのか最近の流行なのか、オーダーはテーブルに貼られたQRコードを
スマホで読み込んで行うパターン。
 
勿論、「葱油拌麺」一択なんだけどね。
 
ちなみに「葱油拌麺」は、長葱を油で黒くなるまで加熱し葱油を作り、
タレは中国醤油は調味料を合わせ、作った葱油を合わせて作る。
茹でた麺にそのタレをかけ、黒くなった揚げ葱をトッピングするのが基本の作り方で、
トッピングに干し海老等を加え、個性と美味さをプラスする店が多いとか。
 
ま、所謂B級グルメですな。
 
でもこれがすこぶる美味いようで、
病みつきになった人がネットで色々書いている。
 
美味いと言われれば食べたいって思う自分にとっては、
かなり興味があったのです。 
 
 
 
 
お・・・
チラッと干し海老も乗ってるし、青ネギも乗ってる。
黒い葱はちょっと少ない?って思うくらいだけど、それなりにあるね。
 
で、これをとにかく混ぜるのだとか。
タレと葱油とトッピングが良い具合に混ざったら・・・頂きます!
 
 
美味い!
なんか妙に美味い!!
 
あ〜〜わかるわ〜〜
これ、クセになるわ〜〜〜
 
手作りと看板にあるだけあって、麺その物が美味しいのも効いている。
これはもう、リピート確定だね!
 
この「葱油拌麺」って、以前の中華街では見た事が無かった。
 
正直に言えば汁無し麺とバンメンがリンクしていなかったし、
「汁無し担々麺」が美味しいと気づいたのもニューカマーの店で食べてからで、
汁無し麺=バンメンとリンクしても汁なし麺を食べようって気は
殆ど無かったので、しっかり探していなかったってのもある。
 
勿論「海南飯店」の名物と言われた「汁なしネギそば」は、食べた事がある。
 
それはちゃんと拌麺=汁無し麺ではあったけど、
細切りの長葱と叉焼をトッピングしただけの麺料理で、
スープをケチった中華麺的な味わいは、想像を超える味ではなかった。
 
同じく有名な清風楼の「拌麺」は何故か汁無し麺じゃなくて餡かけタイプで、
冷めにくい餡かけ麺をランチに食べる勇気は、当然なかった。
 
そんな汁なし麺を食べるよりも、焼きそばの方が楽しいって思う人は多かったのだろう。
中華街には魅力的な焼きそばが多く存在し、梅蘭焼きソバみたいなオリジナルも生まれ、
拌麺は冷拌麺=冷やし中華として食べられていただけ、なのだ。
 
考えてみれば、中華街に上海料理メインの店が多く無かったから、
上海のB級グルメな「葱油拌麺」が認知される道も狭かったのだろうね。
 
と言う事で、最近増えてきたニューカマーの店に
「葱油拌麺」を出す店が複数あるとの情報もあるので、
今度は他の店で食べ比べてみようかね。
 
ごちそうさまでした。

2024年4月16日火曜日

獅門酒楼の芙蓉蟹はヤバかった

今日はちょっと、中華街が空いていた。
 
最近、ウィークデイでも関係無しに混んでいて、
曜日感覚が無い自分にも不思議に思えていたんだけど、
今日はウィークデイっぽさがちょっと見える。
 
 
 
 
ちょっと、と言うのは以前に比べて人が多いからで、
ランチタイムを外しても飲食店はどこも混んでる。
 
コロナの恨みを晴らすべく・・なのかわからんけど、
中華街のテーマパーク化が進んで、飲食店が減っているのも遠因だろう。
 
テーマパーク化?
って思うかも知れないけど、コロナ禍で閉店を余儀なくされた店は多く、
その空き店舗に入るは占い店や食べ歩き用食品を売る店だったりするから、
昔ながらの良心的な飲食店の数は激減しているのだ。
 
ただ、変わらぬ営業を続けている店でも、
店名ごと居抜きで経営が変わってたりして、
実のところ、以前の味が残っているのかはわからない。
 
逆に言えば、アフターコロナの中華街の味をチェックするには
良いタイミングなのかも知れないね。
 
今日の目的は「獅門酒楼」。
 
古くからの中華街ファンの中でも絶大なる人気を誇る店の一つで、
「一楽」と「獅門酒楼」はサラリーマンにも人気絶大で多くのファンがいる。
 
実は「一楽」は何度か行ったけど、「獅門酒楼」には行った事が無い。
だかこそ、今日はソコへ・・と思ったワケだ。
 
 
 
 
獅門酒楼のランチはちょっと面白い。
 
日替わりはAとミステリーのM、週替わりはB C D(麺セット)、
定番のE(焼売付き)と炒麺(2種:焼売付き)、中国粥(2種:焼売付き)
とバリエーションが豊かなのだ。
 
で、今日は
 
A豆豉鮮蠔         820円
B木須肉          820円
C家常豆腐         820円
Dサンマー麺+カレー味炒飯 820円
E清炒三鮮         960円
 芙蓉蟹          960円
 宮保鶏丁         960円
 酥古老肉         960円
 蠔油牛肉         960円
炒麺 上海炒麺       980円
   海鮮上海炒麺    1100円
中国粥 海鮮粥       850円
    皮蛋粥       850円
 
というラインナップ。
 
これ、まじ悩む。
 
Aは牡蠣だから最初から選ばないけどBとCは中華街ランチの標準的な料理で、
要はB=豚肉と野菜の炒め、C=揚げ豆腐と豚肉の辛し煮込みとなるので、
ちょと目先を変えたい気分にはなっていた。
 
あ・・・
Eに芙蓉蟹があるね。
これはあんかけのカニ玉になるはずだから
たまにはコレにしてみようかな。
 
 
 
 
Eなので焼売付き。
スープはちゃんと専用に作ってる感じで、
漬物は決まり物の搾菜となっている。
 
ライスはお代わり可となっていて、
小さな椀で別途出てきた。
 
 
 
 
焼売、結構美味しいね。
肉が多いタイプだけど肉が前面に出てくるワケではない。
ただ、しっかりとした食感と味わいがあってビールに合う!
 
そしてメインの芙蓉蟹が登場!
 
餡が結構ゆるい感じはあるけど、想像以上に具材が多い。
蟹がしっかりと入っているけど・・・・
 
 
 
 
お〜〜〜〜〜〜〜
美味いよ???
これ、かなり美味しい!
 
「楽園」とどっちが?ってレベルで、
自分としては、食感は「楽園」、味は「獅門酒楼」?って思った。
   
これはかなりビックリ。
中華街では「楽園」が最高って思ってたのに・・・
 
そして、最後に出るデザートはなんと5種から選べる。
杏仁豆腐・マンゴープリン・紹興酒ムース・ジャスミン茶ゼリー・酸梅ゼリー・・・
 
おいおい、凄いじゃん?
ほんのちょっとの量の杏仁豆腐ってのが、中華街ランチの定番なんだけど
どうせなら普通には出ないものとして、ジャスミン茶ゼリーを頼んでみた。
 
 
 
 
ジャスミン茶ぽさが無い・・・(^_^;
なんか素っ気ない味だね(爆)
 
でもこれで1000円を切る設定は、かなり攻めてる。
 
この円安の時代、いつ1000円オーバーになってもおかしくない位、
コストパフォーマンスが良いランチでした。
 
さて、note用の写真撮りに横浜公園にでも行こう。
まだギリ、チューリップが撮れるはずだしね。
 
ごちそうさまでした。

2024年4月10日水曜日

大人のお子様ランチ2024

久しぶりに「ホテルニューグランド」へ行った。
理由は「大人のお子様ランチ」の2024年バージョンを味わうため。
 
2017年8月に行って食べて思ったよりもハードだったので、
今時のソレはどうなんだ?って興味の方が大きかったのかも知れない。
 
 
 
 
時が止まったかのような旧館。
 
二階にあがれば、ここでしか見られないような光景が健在だと確認できるが、
そこでゆったりと時間を過ごすのは今日で無くて良い。
 
今日の目的地は一階にある「THE CAFE」なのだ。
 
 
 
 
実は先日、客の入りはどんな感じか・・と電話してみたら、
食事時という事もあって、15組が待ってると返されていた。
 
だから敢えて、人があまり来ないだろう時間として
夕方5時前に行ってみたら・・・
 
え?
そんなに人がいるの??
 
ってくらい、客がいる。
 
まぁ、それなりに繁盛しているならOK!
閑古鳥だったらヤバいしね。
 
 
 
 
ビールを飲みつつ料理を待つ。
 
横に座った高齢カップルは、女性の方が家族問題の愚痴を声高に喋り、
反対側の高齢カップルは相続問題でやりあっていて、そんな間の席に案内するなよ・・・
と心の中で呟いてみたりする。
 
 
 
 
春キャベツのポタージュ・・だとか。
前回は夏だったからコーンポタージュだったな、と思い出す。
 
味は・・
穏やかだね。
 
ちゃんと仕事がされている楽しさがあって良いね。
でも、ちょっと塩振りたいくらいの味付けでキャベツの個性が強めなので、
飲むサラダ?・・な感じもしないではない。
 
 
 
 
うん?
なんかちょっとイメージが違う・・・
 
前回(2017年)は?
 
 


 
あ・・
付け合わせがパワーダウン?
 
いや、盛りも微妙に減ってるかも。
 
円安&不景気なんですかねぇ・・・
 
あれ?
なんか以前に感じたコッテリ感が無いよ?
 
前回は「もう勘弁して」って言いたいくらいにコッテリで、
昔ながらなフレンチの王道なのかなって思った位だったのに、
今回は軽い感じで楽に食べられる。
 
バターの量、減らした?
って言うか現代風に仕様変更したのかな。
 
それにしても、ハンバーグが小さいねぇ。
前回のと見比べたら同じに見えるけど、食べ応えが弱いねぇ。
 
 
 
 
ナポリタン、所謂ケチャップ味なナポリタンに近づけたのかな。
 
以前はトマトが全面に出てきて、街の喫茶店で出るようなタイプとは別物!
って感が強かったけど、今回は通じる物があるレベルまで近づいた。
 
これがナポリタンの発祥?
って、初めて食べた人が反応して、それに対応したのだろうか。
それとも、味の記憶が化けちゃって
自分の中のイメージと乖離しちゃってるのだろうか。
 
料理としては、コッチの方がアリだと思うけど
何となく釈然としないんだよね。
 
 
 
 
これはもう、間違いなく懐かしい味!
 
もうちょっとカラメルが苦くても良いな・・と思ったのも以前と同じで、
こういったスイーツはレシピが厳密な分、変化も少ない傾向なのかも知れないね。
 
ただね、これで5,060円ってのはどうなんだろう。
(2017年は3,996円)
 
ホテル価格だし円安ってのもあるから
まぁ、こんなもんでしょって思うんだけど・・・
 
敢えて「あの料理」を食べたいって感覚を大事にして食事するのは変わらないけど、
リタイヤした事で外食の頻度が下がって金銭感覚が変わったってのもある。
 
ただ、コストパフォーマンスって観点からは、
ちょっと悩ましいって思ったのは事実かな。
 
次に「THE CAFE」に来る時は、
カレーとかシーフードドリアを単品で頼もう。
 
だってさ、
ドリアは相変わらずの美味さがあった上にしつこさが軽減されて楽しかったし、
ここのカレーは好物だから、久しぶりに味わいたいんだな。
(隣の客が美味そうに食べてたってのも大きい) 
 
と言う事で、帰ります。
ごちそうさまでした。

2024年4月7日日曜日

花潮

今年の桜はどうだろうと出かけた山手。
日曜だという事を忘れていて、人出の多さにちょっとげんなり。
 
 
 
 
満開の木もあればまだまだな木もあって、
でもこの異常気象だから、これ以上は望めないかな・・といった感じ。
 
いずれにしろ気怠い午後なので、
観光客がいなくてそれなりに楽しめる店は無いか・・と考える。
 
中華街も元町も無理筋。
ならば、石川町とかに出た方が良いかな?
 
15時過ぎても飯&酒が楽しめる・・となると、
やっぱ蕎麦屋か。
 
石川町の蕎麦屋なら「木の芽」か「花潮」だけど、
「木の芽」はちょっとアレなんで、久々に「花潮」へ行ってみよう。
 
 
 
 
あれ?
 
なんか、メニューボードに無添加・無化調・非遺伝子組み換え・・・
なんて書いてあるね。
 
そんな自然系な店だったっけか・・
営業スタンス変えたのかな?
 
蕎麦粉は会津在来種ってあるから、
蕎麦は頑張っているのだろうね。
 
・・と入ってみたら、
中瓶のビールを分け合いながら料理を楽しんでいるカップルが、一組いた。
 
だが、店の人が出てこない。
 
う〜ん、時間的に客が来る状況じゃないから
フロアスタッフはいないのかも。
・・なんて思ってたら、奥からスタッフが登場した。
 
 
「そちらのテーブルへどうぞ」
 
「はい」
 
「当店、ワンドリンクワンフードでお願いしています」
 
「あ・・・はい」
 
「お飲み物、どうされますか?」
 
「え・・・と
 とりあえずビールと、あとちょっと考えてアテを頼みますね」
 
「わかりました」
 
「ちなみに、アルコールダメな人ってどうされるんですか?」
 
「ソフトドリンクをご用意しています」
 
 
なんだろう、ちょっと腑に落ちない気分になる。
 
美味い蕎麦をコストパフォーマンス良く出す店だと認識していたんだけど、
飲み物を強制するスタイルになったって事は、何かトラブルがあったのかな。
 
「ペニーズダイナー」の様に映える店舗が有名で写真撮るだけの客が増えた、
なんて理由からそうなるのは納得できるんだけど、
蕎麦の美味さを前面に出してきたこの店が「必ず何か飲め」って言うのは
何か理由があるはずだ。
 
 
「例えば2人で来たとして、暑いから最初にビールを頼んで
 落ち着いたら酒を頼むと決めていても、最初にビールを飲むなら
 1人1本頼めって事になるのですか?」
 
「2本になります」
 
「え?
 ビールに合わせてアテも頼むし、その後に日本酒飲むって言ってても?」
 
「え・・
 あ・・・
 大丈夫・・です」
 
 
コレだ・・な。
席に座っていきなり「ワンドリンクワンフードでお願い」って言われて、
そのタイミングと言うか語感としての違和感が、不快な感情を喚起するんだわ。
同時に「経営的に蕎麦だけじゃ苦しいからドリンクをマスト」って店の考えを、
スタッフがただ機械的に述べている事にムカついたって事なんだろ。
 
え〜っと、蕎麦屋で「ワンドリンクワンフード制」ってとこはあるのだろうか?
ってグーグル先生に質問していたらそれなりにあって、さらにビックリ。
 
中には
「ワンドリンクワンフード制:20歳未満の人、酒を呑まない人の利用・予約は不可」
とはっきり宣言している店もあったが、
そこは「蕎麦屋酒の店」と称しているので「飲み屋」スタイルが強いのだろう。
 
まぁ、良いよ。
ネットで見たら「ワンドリンク制」&「箸を使えない子供の入店不可」と
ちゃんと表明してたわ。(勉強不足でした)
 
と言う事でアテは・・・・
なんかちょっと惹かれるアテが見当たらない。
 
「焼きみそ」か「ふわふわ玉子」か、「ぬか漬け」か「合鴨焼き」?
 
まぁ玉子系は欲しいから「ふわふわ玉子」にしてみますかね。
 
 
 
 
あら・・
酒にはアテがつくのね。
 
切り干し大根とヒジキの煮物は好きだな。
 
あら・・
甘味が弱くて辛いだけな味付けだな。
これは、好みじゃないなぁ・・・ 
 

 
3分経ったら蓋を開けるから・・と置いていった「ふわふわ玉子」は、
3分後にはこんな姿。
 
え〜〜っと、玉子らしさがあまり感じられないんだけど?
でも、こんな感じじゃなかったよねぇ??
 
6年位前にこの店に来た時に頼んで
ちょっと面白いイメージがあったから頼んだんだけど、
これは玉子料理なんだろうか?
 
ちなみにその時の「ふわふわ玉子」はこんなだった。
 
 
 
 
あ・・・
前も、普通の玉子焼きの方が好みだってレポートしてたわ(爆)
 
ただ、見比べちゃうと、明らかに玉子が少ないって感じる。
実際、玉子食べたってイメージが少なくて、なんだかなって思ったしね。
 
とは言え、ムカついた気分を引きずってるからネガティブな感想を持つのだろう。
クールダウンのために日本酒を頼んだけど、ワンドリンク制と言うわりには
酒の揃えが大した事なくて、がっかり。
 
まぁ、来た時間が悪かったのでしょ。
スペシャリテなアテも見当たらなかったし、
アテンドしてくれる人も気が回らないので諦めましょ。
 
 
 
 
細・・・
蕎麦の細さじゃないねって感じる。
 
汁は?
 
あぁ、良かった、
ただ塩辛いだけではない、普通の味付けだ。
 
 
 
 
あ〜〜
蕎麦その物としては美味しい部類なんだけど、
ちょっと切れやすい感じがあるので加水不足なんだろうか。
いずれにしろ腰はあまり無いのに細いから、蕎麦を食べてる感が弱い。
 
「木の芽」よりは良い粉なんだろうなって思うけど、
この細さで汁の出汁が感じ難いのもどうなの?って思うしね。
 
飲食って、難しい。
最初に気持ちを折られると、美味しく感じる回路が閉じるらしい。
だから自分なりに気持ちを入れ換えるようにしてるんだけど、
必要以上に粗を探す回路が開いてしまったりする。
 
と言う事で次に石川町で蕎麦を食べるなら、
アテが蕎麦屋然とした「木の芽」に行くだろうけど、
それは石川町へ行く用事があってのチョイスなので、
当分ここへは来ないと思う。
 
そう言えば最近、「晋山」に行けてないなぁ・・・
「味奈登庵」にも行きたくなったなぁ・・・
 
ごちそうさまでした。

BUILD A BURGER

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