理由は「大人のお子様ランチ」の2024年バージョンを味わうため。
2017年8月に行って食べて思ったよりもハードだったので、
今時のソレはどうなんだ?って興味の方が大きかったのかも知れない。
時が止まったかのような旧館。
二階にあがれば、ここでしか見られないような光景が健在だと確認できるが、
そこでゆったりと時間を過ごすのは今日で無くて良い。
今日の目的地は一階にある「THE CAFE」なのだ。
実は先日、客の入りはどんな感じか・・と電話してみたら、
食事時という事もあって、15組が待ってると返されていた。
だから敢えて、人があまり来ないだろう時間として
夕方5時前に行ってみたら・・・
え?
そんなに人がいるの??
ってくらい、客がいる。
まぁ、それなりに繁盛しているならOK!
閑古鳥だったらヤバいしね。
ビールを飲みつつ料理を待つ。
横に座った高齢カップルは、女性の方が家族問題の愚痴を声高に喋り、
反対側の高齢カップルは相続問題でやりあっていて、そんな間の席に案内するなよ・・・
と心の中で呟いてみたりする。
春キャベツのポタージュ・・だとか。
前回は夏だったからコーンポタージュだったな、と思い出す。
味は・・
穏やかだね。
ちゃんと仕事がされている楽しさがあって良いね。
でも、ちょっと塩振りたいくらいの味付けでキャベツの個性が強めなので、
飲むサラダ?・・な感じもしないではない。
うん?
なんかちょっとイメージが違う・・・
前回(2017年)は?
あ・・
付け合わせがパワーダウン?
いや、盛りも微妙に減ってるかも。
円安&不景気なんですかねぇ・・・
あれ?
なんか以前に感じたコッテリ感が無いよ?
前回は「もう勘弁して」って言いたいくらいにコッテリで、
昔ながらなフレンチの王道なのかなって思った位だったのに、
今回は軽い感じで楽に食べられる。
バターの量、減らした?
って言うか現代風に仕様変更したのかな。
それにしても、ハンバーグが小さいねぇ。
前回のと見比べたら同じに見えるけど、食べ応えが弱いねぇ。
ナポリタン、所謂ケチャップ味なナポリタンに近づけたのかな。
以前はトマトが全面に出てきて、街の喫茶店で出るようなタイプとは別物!
って感が強かったけど、今回は通じる物があるレベルまで近づいた。
これがナポリタンの発祥?
って、初めて食べた人が反応して、それに対応したのだろうか。
それとも、味の記憶が化けちゃって
自分の中のイメージと乖離しちゃってるのだろうか。
料理としては、コッチの方がアリだと思うけど
何となく釈然としないんだよね。
これはもう、間違いなく懐かしい味!
もうちょっとカラメルが苦くても良いな・・と思ったのも以前と同じで、
こういったスイーツはレシピが厳密な分、変化も少ない傾向なのかも知れないね。
ただね、これで5,060円ってのはどうなんだろう。
(2017年は3,996円)
ホテル価格だし円安ってのもあるから
まぁ、こんなもんでしょって思うんだけど・・・
敢えて「あの料理」を食べたいって感覚を大事にして食事するのは変わらないけど、
リタイヤした事で外食の頻度が下がって金銭感覚が変わったってのもある。
ただ、コストパフォーマンスって観点からは、
ちょっと悩ましいって思ったのは事実かな。
次に「THE CAFE」に来る時は、
カレーとかシーフードドリアを単品で頼もう。
だってさ、
ドリアは相変わらずの美味さがあった上にしつこさが軽減されて楽しかったし、
ここのカレーは好物だから、久しぶりに味わいたいんだな。
(隣の客が美味そうに食べてたってのも大きい)
と言う事で、帰ります。
ごちそうさまでした。
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