2023年7月7日金曜日

チミチュリバーガー

スマッシュバーガーへのマイブームは去り、
今は単純に美味しいバーガーが食べたい気分だった。
 
桜木町へ行けば、バーガーショップは山ほどある。
バーガーキング・モスプレミアム・シェイクシャック・テディーズビガーバーガー・
マクドナルド・フレッシュネスバーガー・・・とチェーン系は多いし、
バビーズやハードロックカフェ、アメリカンハウスにTGIフライデーズなどの
レストラン系の店もある。
 
でも、今日はそんな有名バーガー店の物を食べたいワケじゃない。
ユニークなハンバーガー店のオリジナルなヤツ。
 
そんな店は東京だったら多くあるだろうけど、
横浜というとそうそう多く思い浮かばない。
 
で、数少ない知ってる店の中から選んだのは、この店だった。
 
 
 
 
コカコーラのライセンス商品等を販売するペニージャパンの湯浅社長の夢には、
大好きなアメリカンダイナアーの具現化があったが、実現せずに他界。
次男である直人さんがその夢を継いでオープンした「ペニーズダイナー」。
 
ご覧の通り、アメリカでも珍しいオールドスタイルなダイナーだが、
その希有な世界観が話題を呼んで、インスタグラマーな人達が集う事になったのは
想像に難くない。
 
ヒット曲「香水」を歌った瑛人がバイトしていた事もあってファンも誘引した結果か、
現在は「ワンドリンク・ワンフード」前提の営業になっていて、
写真撮るだけな客がどれだけいたのだろうか・・と邪推したりする。
 
 
 
 
ここに来たら飲むBlueMoon。
オレンジの香りを楽しみながら飲み、オレンジを搾って味変を楽しむライトなビールは
ハンバーガーに合わせるにはちょうど良いと思っている。
 
オーダーするのは、ここでしか食べた事がない「チミチュリバーガー」だ。
チミチュリはアルゼンチン発祥のソースで肉料理にかけられるワインビネガー系のもの。
 
レシピはワインビネガー・オリーブオイル・パセリ・ニンニク・パプリカ・
ハーブ(オレガノ・ペッパー等)・唐辛子等が合わさっているとされるが
そもそも万能ソースとして広く使われているので、オリジナルレシピは多くあるのだろう。
 
 
 
 
これだよ〜これ!
この味が欲しかったんだな。
 
やっぱ美味いわ〜〜
  
パティは150グラムのUSビーフを包丁でチョップしたミンチを使い、
赤身肉らしいゴツイ食感が持ち味の一つ。
 
バンズは新宿の峰屋製と言われているけど、
酒種バンズはそれだけでもかなり楽しい。
 
で、ハンバーガー用紙袋にぶち込んでひっくり返さないで食べる。
 
あ?
ひっくり返さないのは何故かって?
 
ハンバーガーってひっくり返して食べる方が食べやすい&崩れにくい。
自分は普通、ひっくり返して食べる派なんだけど問題はパティの位置。
 
通常、パティはヒール側に置かれ、その上に野菜関連を重ねて
クラウンを乗せる形になっている。
 
そのため、そのまま食べると肉を強く感じ野菜関連の味は弱くなるのだが、
ペニーズダイナーのセッティングはパティが上なので、肉の存在の強さを
そのセッティングでバランスしているのだ。
 
食べやすさから言えばひっくり返したいのだけど、
味わい的にはひっくり返さない方が楽しいとわかっているし
せっかくのチミチュリソースの味わいは店の意図するバランスで味わう方が
絶対に楽しいって思うワケだ。
 
安いチェーン店で出すバーガーはパティが薄いため、
肉の存在感を出すためにもパティは一番下にセットする。
(野菜関連の水分をパティの脂でバンズに染みこませない効果も期待できる)
 
だから食べる時にひっくり返して食べると、
野菜関連の食感やソースの味わいなどが楽しめるワケで、
パティの位置が下のバーガーはほぼ全部ひっくり返して食べるクセがついてしまった。
 
ペニーズダイナーのハンバーガーは
全部パティが上部にセットされている。
 
だから自分としてはいつもセッティングで食べるためにも
ひっくり返さない・・・と、なるのだね。
 
しかし、こう暑いと誰も外で食べようとはしないもんだね。
 
なんとなく店の中に漂う「居づらい空気感」も気にはなるので、
外でゆっくり・・とは考えたんだけど、暑さには勝てないっす。
 
ごちそうさまでした。

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