2025年2月25日火曜日

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、
取材なので行ってみた「CP+2025」。
 
 
 
 
プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、
一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。
 
 
 
 
イベント内容はnoteに書いたのでそっちを見てもらうとして、
プレスタイム終了が12時だったので、
久しぶりに「みなとみらい駅」周辺でランチをしようと考えた。
 
https://note.com/kentauros134/n/nb3a69f70aebb
 
以前の「みなとみらい駅」周辺はランチタイムが悩ましい場所だったが、
「MARK IS(マークイズ)」ができた頃から充実しはじめ、
「ランドマークプラザ」も淘汰が進んで、「クイーンズ」とも合わせて棲み分けが
完成した感がある。
 
「ランドマークプラザ」方向へ行かず「ハンマーヘッド」に行って、
「QUAYS pacific grill」のランチバーガーを試す?
って思ったりもしたが、バーガーなら「桜木町クロスゲート」の
「モス プレミアム」にも久しぶりに行きたくなる。
 
いやいっその事、赤レンガ倉庫まで行って
気になっている「ショーグンバーガー」って手もあるか・・・
と考えていて、思いついた。
 
そう言えば、ハードロックカフェがリニュアルしてたんだっけ、と。
 
 
 
 
リニュアルでブルーな色調にシフトした店舗は、
外観こそ何度か見ていたけど中の様子は見た事が無かったのだ。
 
ウィークデイならランチやってるし、この前しょうもないハンバーグを食って以来、
まともな肉の塊が欲しくなっていたので、ランチステーキってのは狙い目だ。
 
高かったら最初に食べたくなっていたハンバーガーにすれば良いしね・・
って事で、入ってみた。
 
 
 
 
え〜っと、結構空いてます。
 
以前はダンスフロアっぽいちょっと床が下がったスペースがあったのだが、
今はこのフラットなスペースと、ちょっと床が上がったスペースがあるだけの
シンプルな構造になっていた。
 
それにしても、ここまで青い?って感じの照明で、
この青さが料理の見た目に悪影響??しないかな・・と老婆心。
 
まぁ、大きなお世話っす。
 
 
「いらっしゃいませ〜
 ハードロックカフェのメンバーですか?」
 
「いえいえ、メンバーじゃないです」
 
「よろしかったら、今は入っていただくとランチタイムで使える
 割引がある特典が当たるスピードくじに参加できますよ」
 
「そうですか・・考えます。
 とりあえずビールを、お願いします。サイズは・・・
 って、ここのラージってどれくらいでしたっけ?」
 
「500ml.くらいですね」
 
あぁ、USパイント(473ml.)って事ね。
 
 
 
 
あれ?
ハードロックカフェのグラスじゃないのか・・
(どうでも良いけど)
 
と言う事で、ランチメニューを見る。
 
あれ?
ビーフステーキがないじゃん(T_T)
 
あるのはバーガー系とメキシカンサラダ、
BBQチキンプレートにポークステーキプレートだぁ?
 
ポークステーキって、初めて見る料理名だわ。
ポーソテーってのはよく見るけど・・とGoogle先生に質問してみたら、
「ボストンバット」という豚の肩肉を使った料理だ、と出てきた。
 
いやいやいや、ステーキったらビーフだよ。
食べたいのは普通のステーキなんだよ・・・
 
と言う事で諦めてバーガーのリストを見るが、
たまにランチに出ていた「スラッピージョー」は無い。
 
と言う事で、「BUILD A BURGER」1900円
ってのをオーダーする。
 
トッピングはレタスとトマトが入り、その他3種のトッピングが選べる
ハードロックカフェとしては小さめなバーガーらしい。
 
トッピングは、ワカモレ・アボカド・ピコデガロ・ベーコン・目玉焼き・チーズの中から
3種選べって事で、今回はベーコン・目玉焼き・チーズをチョイスした。
 
まぁ、ここのとこずっとハマってるベーコンエッグバーガーの
ハードロック・カフェバージョンが食べたくなったので・・のチョイスっす。
 
 
 
 
ポークステーキ(1600円)より高価なバーガー(^_^;
 
チーズはモントレージャックにしてもらったが、
チーズじゃなくてピコデガロ(サルサソース的なやつ)にしたら
面白かったかな・・と思ったりもする。
 
 
 
 
あ〜〜
やっぱここのバーガーって好きなタイプだわ。
 
このランチサイズのバーガーって、
パティとバンズのバランスが良くて好きなんだよね。
 
レギュラーメニューのバーガーはサイズがでかいので
途中で飽きる事もあるんだな。
 
それとやっぱりだけど、このセッティングで正解だった。
ジャックチーズは穏やかな味わいでベーコンエッグな味わいを邪魔しないから、
食べたい味わいにコクを加える感じで楽しめた。
 
ただねぇ・・
ここはバーガー用の紙袋を出さないので、
掴んで食べると手がドロドロになるんだよなぁ・・
(言えば出してくれるのだろうか)
 
ま、小洒落てナイフ&フォークで食えって事なんだろうけど、
ハンバーガーはかぶりついてナンボでしょ。
 
それにしても、飲食店のコストってかなり上がったよね。
ハードロックカフェもバーガーは5〜600円以上上がった気がする。
 
ランチバーガーって1500円しなかったんだけどなぁ・・・
 
以前の様に毎日外食してる状況だったら、
こんな高額なハンバーガーなんて選ぶ気にもならないかも。
 
さて、食い過ぎ気味&散財したので、帰って現像しよう。
 
ごちそうさまでした。

2025年2月22日土曜日

スーパー・オイシイ・バーガー

所用で、横浜駅辺りへ出かけた。
 
西口から平沼方向ってあまり行かない地区で、
ナンパ橋なんて、ホント久しぶりに見たと思う。
 
 
 
 
ここよりもっと平沼方向へ向かうと、
中華街にあった「ザ・タバーン」(ブリティッシュパブ)があったはず・・・
とか思ったけど、調べたら15時からの営業だったのでアウト。
 
大将が中華街のタバーンで、「この店にある酒の中で一番高いヤツを持ってこい!」
って叫んでオーダーし、支払いが幾らになるんだ?って不安を感じた事を
思い出したりするが、そんな店への未練を捨ててどこでランチするか考える。
 
土曜と言う事もあってか、はたまた横浜駅に近いって事もあってか、
かなりの人出で食べられる店を探すのに悩みそうだった。
 
 
 
 
五番街と呼ばれるこの辺りにも、多くの飲食店がある。
 
そう言えば懐かしの「シェーキーズ」もここら辺りにあったよなぁ・・・
あ、久しぶりに「鈴一」で立ち食い蕎麦って手もあるか・・・
 
なんて考えつつ「鈴一」方向へ。
 
 
 
 
あらら、丼持ったまま立って食べてる人、多数かよ・・・
さすがにカウンターか外机に空きが無いと嫌だな。
(写真も撮れないしね)
 
と言う事でパスして、駅地下へ足を向ける。
 
 
 
 
ここら辺って来た事が無い場所なんだけど、
色々な飲食店やフードコートがあって、ちょっとビックリ。
 
ただ、どの飲食店も順番待ちの列があって、
そろそろ座りたい自分には立って待つ選択肢は無いので、座れる店を物色する。
 
 
 
 
あ・・
ここって、立ち食いの寿司屋なのか・・
カウンターで寿司って良いなって思ったんだけど、立ち食いは論外だわ。
 
カウンターに椅子が無い事に今更気付いてどうする?って感じで、
途方に暮れつつあったが、とにかく座れる店を探すしかない。
 
 
「ねぇねぇ、このテーブル合わせちゃえば4人一緒に座れるわよ?」
 
「じゃぁ、揃えちゃいましょうよ」
 
「他の人達はどうするの?」
 
「どこか別の場所を探すんじゃない?」
 
 
立ち食い寿司屋の前で写真撮りつつ悩んでいる後ろで、
女性のグループが壁際にあった高いテーブルと椅子を動かしながら騒いでいた。
 
椅子?
空いてる??
 
・・と振り返ると、ペイントされた壁際にこんな椅子が。
 
 
 
 
「ねぇねぇ、奥の方にテーブルがあって、丁度空いたので押さえちゃった!」
 
「あら〜、良かった〜〜、そっちに行きましょうよ。
 ここじゃ通路の前だしねぇ・・」
 
 
と騒いでいた女性陣は一斉に移動。
どうやらグループは4人と言うレベルの規模じゃなかったようだが・・・
 
おい、勝手に2人掛けテーブルを移動したのに放置かい?
(ま、女性グループには勝てませんが)
 
でも、このテーブルって何のためにあるんだろう・・・
 
 
 
 
あ、ここ、「アンテナ・アメリカ」なのか。
 
スーパーハングリーって・・・(^_^;
でも、このハンバーガー美味そうじゃん?
 
ちなみに「アンテナ・アメリカ」は全米トップランクのビールを揃えている酒屋で、
自分の認識としてはビールが飲める酒屋、というイメージしか無かったので、
手前の入口はスルーしていたっけ。
 
まぁ、考えて見りゃ当然だけど、フードも出すよね。
ちょうど席が空いてるし、ここで食べちゃうのが良いね。
 
でも「スーパー・オイシイ・バーガー」って
何ともストレートなネーミング(爆)
クラフトビールとバーガーってかなり魅力的だから、今日のランチはここで決まり。
 
 
 
 
これがスーパー美味しいヤツ・・ですね?
ランチビールはヘイジーなIPAをオーダー。
 
ビール量は10オンスって感じで、パイントグラスが満たない感じで出してくれた。
でも、ランチビール合わせて2000円ってのは魅力的過ぎる。
 
 


 
お・・・
結構、楽しい。
ただ、パティがちょと塩辛い。
 
ビールに合わせるとピッタリだけど、単体で食べたら辛いかも。
 
でもボリュームはかなりあって楽しく、
1350円という設定はかなりコストパフォーマンスが良いと思う。
 
フレンチフライはワッフルカットで量があり、
でかいピクルスが添えられてて囓りながらバーガーを楽しめる。
 
今回は初めてなので遠慮したけど、
ケチャップやホットソース、マスタードもあったので、
次に食べる時は多めにもらって味変も楽しみたい。
 
クラフトビール好きならここで飲むのは楽しいだろう・・と思う。
ただ自分としては、マイクロブリュワリーな店で飲む方が好きだけどね。
 
そう言えば、北仲の「里武士」に行けてないなぁ・・・
 
ごちそうさまでした。

2025年2月15日土曜日

越後屋で鴨せいろ

新年のお札を受け取りに行ってなかったので、
イレギュラーだけど墓があるお寺へ。
 
既に紅梅・白梅が花開いていた。
春が近づいているって事ですねぇ。
 
 
 
 
この寺には多くの花があり、華の寺としても有名。
800年以上の歴史があるのだとか。
 
境内には金沢区の花「牡丹」が植えられていて、
4月半ばには「ぼたんまつり」も行われているが、
人混み嫌いな自分は1回行って懲りて以来、その時期は近寄らなくなった。
 
 
 
 
お札を頂いた後は、例によって例のごとく鰻もしくは蕎麦をいただくのだが、
今日の気分は蕎麦だった。
 
と言う事で、蕎麦なら毎度の「越後屋」へ。
(寺から歩いて数分の距離) 
 
そう言えばこの暖簾の商標。
暖簾記号を使った屋号になっているのだろうか・・
(暖簾記号的に読むなら「まる越」だが)
 
 
 
 
そう言えばこれって、あの「三越」の商標に似ているよね?
 
で・・調べてみたら、ちょっと驚いた。
と言うのも、字体は同じなんだが、筆の当たりどころを跳ね先がかすれているが、
そのかすれて髭みたいになっている部分が、違うのだ。
 
そういう部分で差別化するってのは面白いよね。
 
 
 
 
はい、今回も升酒!
帰路を考えて飲み過ぎないよう、この1合で終了する予定(^_^;
 
アテは・・・
「蕎麦屋のだし巻き玉子」900円ってのがありますな。
 
 
 
 
あら・・
出汁巻きが出汁に浸かっているとは思わなかった(^_^;
 
でも、焼き方は美しく、
味わいは文句無し。
 
歩いて家へ帰れる距離にこの店があったら、
間違い無く昼酒飲みに通うよなぁ・・・と、毎度の様に思ってしまう。
 
ところで何故今日は蕎麦だったかと言えば、
ここの「鴨南蛮」が好きな味だったからその冷たいバージョンも食べたいと思っていて、
それが実現できていなかったからだ。
 
と言う事で今日は、
何が何でも「鴨せいろ」を食べるのだ・・と決めていた、と。
 
 
 
 
ベーシックの二八蕎麦に、暖かい鴨汁。
オーソドックスな「鴨せいろ」のスタイルだが、京鴨使用で2000円って設定。
 
2000円って結構な価格だよ?
 
横浜そごうにある「杉並藪蕎麥」は2420円で南区の「三吉橋小嶋屋」だと1750円、
関内の「利休庵」なら1738円、戸塚の「九つ井本店」が2100円となってて、
そこら辺と勝負できるってアピールに見える。

鴨の質や量で価格って変わってくると思うけど、
京鴨使用ってあるのは高い鴨なんだろうか?
 
わからないのでグーグル先生に質問してみたら、
かなりの拘りを持った生産事業者が自信を持って販売している合鴨とわかった。
 
「京鴨とは、高品質で安全な合鴨として有名な山城農産のブランド合鴨。
 直営農場でチェリバレー種鴨を育て、加工まで一貫して自社で行っている」
 
・・と、出てくる。
 
まぁ、そんなブランド合鴨なら、
その分のコストがかかるから、この価格は尚更仕方無いって事なのですな。
 
 
 
 
やっぱここの蕎麦って好きだわ〜〜
 
確かにこの鴨、美味いよ。
蕎麦とこの濃厚な汁が合うんだなぁ・・やっぱり。
 
ちなみにこれ、蕎麦を十割に切り替える事もできるけど、
この濃厚な鴨汁に繊細な十割蕎麦はバランスが悪いと想像する。
(価格も上がっちゃうしね)

お、丸(つみれ)も入ってるじゃん!
鴨せいろ(鴨南蛮)に丸を入れる店って結構見るけど、どこの流儀なんだろう。
 
「横浜晋山」では丸は入れてないけど、県庁近くにあった「藪真」では入ってた。
浅草の「並木藪蕎麦」も丸が入ってたから、藪系蕎麦屋は入れる?
・・いやいや「神田まつや」でも入れているから、蕎麦屋スタンダードなのかも。
 
でも、良い合鴨肉を使ってるんだから、
切り身が多い方が嬉しい・・って思うのは自分だけだろうか。
 
と言う事で、適度に酔って腹も満たされたので帰ります。
 
ごちそうさまでした。

2025年2月12日水曜日

カールヴァーン ベイ ヨコハマ

休業まであと1ヶ月半となった横浜ロイヤルパークホテル。
キープボトルの処分(飲む)のために桜木町へ向かう。
 
本当はもっと足繁く通いたいランドマークだが、
体調の事もあって酒量も減らしモルトからも離れていたので、
足が遠のいていたら・・あっという間に2月。
 
ぼ〜っとしてたら時だけが過ぎるので、
気になっていたレストランへも行こうと考え、晩飯〜バーという流れを考えてみた。
 
ならば、久々に新規開拓するか。
 
みなとみらいは随分と新しい店ができてるので、
リサーチしたい店もそこそこあるんだよね。
 
 
 
 
目指したのはコレットマーレ7階にある「カールヴァーン ベイ ヨコハマ」。
 
店名の上にある写真が想像させるように、
カールヴァーンとはキャラバン(隊商)の事。
 
飯能にある「カールヴァーン ブリュワリー」の直営レストランとして
2022年にオープンし、地中海アラビア諸国の料理と酒が楽しめると話題になっていた。
 
地中海料理と言えば、自分の中では山下町の「ゼイティン」が思い浮かぶ。
「ゼイティン」はギリシャとトルコの料理がメインだったけど、
この「カールヴァーン」はアラビア系な料理が強いというイメージを感じてチョイスした。
 
 
 
 
お〜
この雰囲気、なんかちょっと格好良くない?
これはもう、デートに使えってパターンだよね?
 
だが、いくらウィークデイと言っても、
ちょっと人気がなさ過ぎでは?・・・
 
と思ったのだが店の奥は広めで、
エントランスからは見えない位置にそれなりに客が入っていた。
 
クラフトビールを作っている会社直営だからか、
エントランスのウェイティングバーにはタップが多くあって、
ビール飲むだけに寄るのも悪く無い感じが、上手く演出されている。
 
そしてエキゾチックな料理を楽しむなら、みなとみらいの夜景が見える
窓際のカウンター席へ、というのが「お決まり」なパターンなのかも知れない。
 
 
 
 
カップルで横並びって、どうなんだろう?
・・なんて思うのもヤボってもの。
 
まだ関係が深くなってないカップルにとっては、
横並びの方が会話がしやすいって事もあるだろう。
 
なので、ファーストデートでディナーを食べるためカップル向けのシート?
とかも思うのだがそこは昭和なジジイの自分、
「どんな料理が出るのか」という興味しか持てないのが情けない。
 
 
 
「2種のアラビアン・ディップと アラビアンブレッド 」1320円
 
クラフトビールのアテとしてオーダーしたこの料理、
思ったよりも小さめで、ある意味ホッとする。
 
ディップは「フムス」と「エズメ」のアレンジ版。
スパイス使いが巧みで、美味しい。
 
「アラビアンブレッド」という名のフラワートルティーヤに似た柔らかいパン?は
古代小麦を使ったものらしいが、ディップとの相性が良くて楽しい。
 
 
 
「ミートケバブ・プレート」3300円
 
これも、アテとしてオーダーしてみた。
牛とラムの「アダナケバブ」と鶏の「シシュケバブ」のアソートプレート。
 
ケバブって串焼きなので、こういう形で出るのは初めて。
ケバブの下にはドゥルムというラップサンド用の薄いパンがセットされていた。
 
 
 
 
うん、美味い!
 
塩が弱めで素材の味わいがちゃんと出て、
スパイスはどこかカレー的な気配が強いけど、バランスが良い。
 
ただ、想像していたよりも少なめな感じで、これなら他の料理もいけるって思った。
なので、この店のメインだろうタジン料理を選ぶのだが、10種類もあって悩んでしまう。
 
あ・・
バスマティライスとラム肉の炊き込みご飯があるじゃん。
え?40分かかる・・のかぁ(^_^;
ゾロアスタカレーなんてものもあるじゃんねぇ。
 
タジン料理の量がわからないから悩ましいけど、
今までの料理の量から考えれば少量のはず。
だから野菜系のタジンなら余裕だろう。
 
料理の量が少ない事もあって微妙に足りない感があるので、
ついでに「ムサカ」も頼んでみるかな。(自制心が消えている)
 
 
 
「茄子のカルヌヤルクと季節野菜のタジン」2530円
 
カルヌヤルクは茄子の挽肉詰め料理で、
これはもう、煮込みハンバーグ&季節野菜って捉えれば良い感じ。
 
うん、これも塩がやさしい。
素材の味わいが上手くバランスされてて、かなり好みの味だ。
ただ、野菜系なイメージを覆すほど挽肉があった。
 
「ムサカ」、食べられるかなぁ・・・
 
 
 
「ムサカ」1320円
 
ケーキ?ってサイズの「ムサカ」。
 
ムサカって、ホワイトソースがドッシリなイメージがある料理で、
店によってはショートパスタまで入ってたりするんだが、
ここは炭水化物が少なくホワイトソースも軽くなっていた。
 
食べきれないかもって思ったけど、
想像以上に軽くて、スルッと食べてしまった。
 
ただ「カルヌヤルク」と同じ傾向の料理なので、
味わい的に被ったのが失敗だったね。
 
でも、色々食べられるってのは、
自分的には嬉しいのでOKっす(^_^)
 
 
 
 
「また美味しいお店教えてください!
 以前鎌倉方面の美味しいお店を教えてもらったのですが、
 鎌倉野菜が美味しく食べられる古民家みたいな定食屋さんなかったでしたっけ?」
 
メッセンジャーに、友人からアクセスがあった。
 
久しぶりに新規開拓をやってる時、新規開拓をやってない地域の情報を求められる。
これはなんかのキッカケなのだろうか。
 
「ゴメンネ〜
 かなり前の情報なのでよく思い出せないし、鎌倉ってもう随分行ってないのよ〜。
 例えば、桜木町のコレットマーレ7階にある『イリエスケープ』ってどう?
 野菜は強いよ?」
 
「なんか遠くに行きたいんですよね・・」
 
「じゃ、早川漁港のイタリアンは?
 アルポルト系で魚メインなイタリアンで、
 確か予約のみだったと思う」
 
「調べてみます!」
 
 
新規開拓って、大事。
変化を見つけて、自分の位置を知る行為でもある。
 
人との関係を薄くして穏やかに時の流れるままに生きるのも良いけど、
こうやって問い合わせが来るって事を考えると、
横浜の最新食状況ぐらいは知っていたいと思ったのも事実。
 
なんかそんなキッカケでも無いと、
外へ出るのも面倒に感じてしまう今日この頃なので、
「もうちょっと動けよ」って言われた気がして驚いた。
 
さて、食べ過ぎたので、ウィスキーで消化を促そう。
今日はどのボトルを潰してやろうかな(^_^;
 
ごちそうさまでした。

2025年2月7日金曜日

久しぶりの雲呑スープ

映画を「ジャック&ベティ」で見た。
兄弟達がFBにちょっと引っかかる書込をしていて、気になっていた映画だ。
 
実は、映画の元になった写真集を見た事があって、
自分としてもどうインスパイアされて作られたか、にも興味があったのだ。
 
ただ、タイミング合わずで見に行けてなくて、
前回「ジャック&ベティ」で映画を見た時に上映予定とわかり、
今日、上映最終回となるレイトショーに飛び込んだ。
 
 
 
 
集団が組織へと変貌していく様やサブカルチャーとしての存在、
そしてどこかで見た様な光景に浸る時間は面白かった。
 
ここで映画評を書くと長くなるので割愛するが、
確かに、MCに長く所属してきた人間達には考えさせられるシーンが多く、
「見ておいた方が良い」と書く人達の気持ちも理解できた。
 
 
 
 
映画を見た後、どこかで晩飯を食おうと考えていた。
ただ、レイトショーだったので既に22時を回っている。
 
コロナ禍の影響で、すっかり飲食店が深夜営業をやめてしまった今、
まともな飲食を求めるのは難しい。
 
勿論、ディープな伊勢佐木町だから、
日本語メニューなんて無さそうな料理店はそれなりにあるし、
居酒屋は満員な気配を見せる繁盛ぶり。
 
どうしようかなぁ・・
居酒屋に入るか、ネイティブな味わいを見せるだろう中華屋とかに入るか。
 
そんな気持ちを湧かせるこんな感じの店がデカい看板で誘うが、
店内に客は見えない上に、表のお勧めっぽい料理写真には
「麻辣」とか「ザリガニ」とか書いてあるのでちょっと退く。
 
 
 
 
久々に「太源」で「カレーラーメン」をニンニク少なめトッピングで食べる?
「すき家」とかのチェーン店はまだやってるし、「東京ラムストーリー」で
ジンギスカン&飲みってのもあるか。
 
でもなんか、狭いカウンターで隣を気にしつつラーメンを食べる気にはなれないし、
飲んで騒いでいる人達の中で飲む気分じゃない。
 
ま・・
これは映画のせいだね。
 
あ、そうだ!
ずっと行けてなかった「くぬぎ屋」があるじゃん!
 
雲呑スープで〆るってのはアリだな。
 
 
 
 
遅くまで営業していて23時前なんて満席・・なイメージがあったけど、
今日は空いていた「くぬぎ屋」。
 
コロナ禍の影響で客の退けが早いのだろうか、
入ってみたら1人だけ客が食べていた状況ってのには驚いたけど、
これから飲んだくれ客達が集うのかも知れない。
 
 
 
 
まずは、クールダウンするためにビール!
ここは頑なにビールはコイツだけ。
 
 
 
 
キリンのラガーを瓶で飲むって、ある意味贅沢。
 
それにしてもキリンって、どうしちゃったんだろう。
「晴れ風」でキリン風スーパードライなビールを出しただけじゃなく、
リッチな味わいだった「一番搾り」までドライな方向へシフト。
そしてこの「ラガー」でさえ、ボディがソリッドになってきた感がある。
 
飲む度にそう感じさせるんだから、そろそろキリンから離れて
サッポロかエビスにシフトするかなぁ・・なんて思いつつ飲む。
 
今日のオーダーは「ミックス・塩」。
オプションで青梗菜を追加。
(本当は煮玉子も乗せたかったんだが、品切れ)
 
雲呑はオリジナルと海老があって、ミックスはそれを半々にしたもの。
スープは醤油と塩があって、塩バージョンは濃厚に作っているのが特徴だ。
 
 
 
 
あれ?
なんかスープ、軽くなった??
おまけに塩がちょっと強いかも。
 
これって、酔客に合わせた進化なんだろう。
だけどなんか、思ってた味わいと違ってちょっと違和感。
 
雲呑の皮はさすがな食感だけど、
オリジナル雲呑の大根の存在感が、またイメージと違う。
 
あぁ・・
時が流れたんだ。
 
飲食店は日々進化し、多くの客に向けて味もシフトしていくもの。
 
ずっと来られていなかった自分の中の「味の記憶」は、
思い出が美化されるように変化してしまい、
現在の味との差が大きくなった、という事だろう。
 
美味いけど、塩が強いのでスープを飲みきれない。
雲呑を食べるのには適しているけど、せっかくのスープを味わい尽くせないのは
勿体ないけど身体がこの塩分摂取を拒むので、スープを少し残してしまった。
 
さて、今日はちょっと無理して動いていたので、
身体に痛みが出てきたから、無理に歩かずに電車に乗って帰ろう。
 
ごちそうさまでした。

2025年2月4日火曜日

花より、ハンバーグ

なんか、横浜発祥を謳うハンバーグ専門店があるらしい。
その名は「花より、ハンバーグ」。
 
何故知ってるかと言えば、横浜駅から自宅がある反町方向へ歩くルートの途中に
そんな店がある、との情報があったから。
 
横浜駅西口から東京方向のエリアが大幅に再開発され、
東急沿いにあった道路を潰して高層マンションを建てるなど様変わり。
高層マンションの下層部には飲食店等が入り、昔の東急の線路にあたる部分は
青木橋手前まで濡れずに歩けるようにな通路が設置されていた。
 
だからその高層マンションの脇を通る度に気になっていたけど、
タイミング合わずで入らないまま時間だけが流れていた。
 
そして・・・
開店してから2年以上経ってもまだ人気店という事もあるので、
一度は食べてみないとな、と思い立つ。
 
 
 
 
はい、堂々と「横浜発祥」と書いてますわ(^_^;
 
横浜発祥って何が・・何だろうね?
とか思いつつ入ってみたら、カウンターがアクリルで仕切られる形で、
お一人様向けな構造になっていた・・のですな。
 
これ、所謂「一蘭スタイル」じゃん?
だからそれは横浜発祥って事じゃないよね?
 
となると料理か、はたまた料理の提供スタイルなのか・・・
と、まだ発祥に拘っていたりする。
 
で、アテンドされた席に座ると、
目の前には既にこんな形で調味料とかがセットアップされていた。
 
向こう側の平たい鍋みたいなのが加熱用の鉄板らしく(IHだね)、
HPには「自分で焼く焼肉スタイルを採用した」とあるので、これで焼けって事らしい。
 
 
 
 
それにしても、1人分で仕切られると狭くてしょうがない。
 
バッグを置くスペースは無いのでシートの背もたれ部分に置き、
上着はシートにかける。(バックの分、椅子の前方向に座るので余計に狭い)
 
メニューを開くのもちょっと難しい幅だが、
この調味料皿の上に置きたくないので持ったままメニューを見てオーダーを考えた。
(既にこの時点で軽くイラッとしてる)
 
50年の歴史がある肉の総合商社(アオノグループ)が手がけているとの事で、
黒毛和牛100%のハンバーグが自慢らしい。
 
そのハンバーグは、
 
ノーマル 120g1170円 特選のA5 120g1300円
     160g1400円       160g1630円
     200g1750円       200g1960円
     320g2800円       320g3260円
 
という価格設定になってて、黒毛和牛100%なら確かに安い。
加えて「黒毛和牛A5サーロインを使ったすき焼きとハンバーグ」という
セットメニューもあった。
 
あ、なんだ、ステーキもあるじゃん?
200g3500円ってなってるけど、結構安め設定なので気になる。
でも今日は、店名にあるとおり一押しだろうハンバーグを食べるしかないじゃんね。
 
あ、アクリルの仕切り版を見たら、説明書きがあるわ。
どれどれ・・・・
 
 
 
 
うん?
「肉は生食用じゃないので、赤身の部分が無くなるまでしっかり焼け」・・と??
 
え・・・
生食用じゃないって・・・事は、レアはダメって事ですか???
 
なるほど、黒毛和牛100%の割りには安いって思ったのは、そういう事なんだ。
となると、A5はすき焼きで食べ、ハンバーグはノーマルの少なめなヤツで良いかな。
 
生食用じゃない肉を赤くなったままの加熱程度で食べるのは
全て自己責任って事なんだろうしね。
 
で・・
ご飯が250円、スープが110円ってあるけど・・
 
ちょっと待って?
ご飯とスープとサラダ、そしてデザートにソフトクリームがつくセットが
なんと380円で設定されてて、しかも全ておかわり自由??
 
そりゃ、ご飯のセットにするわな。
 
と言う事で、ノーマルの160グラムとすき焼きのセットをオーダー。
最初に牛スープがやってきた。
 
 
 
 
スペース無いからか、カップで登場。
 
牛スープって言うけどコンソメ系では無いタイプながら、
優しい味わいで悪く無いけど、ボディは弱いって感じは否めない。
(ま価格か価格なんで求めないけど)
 
ま、ご飯の共って考えれば良いのかな。
 
 
 
 
続いて登場したこのサラダも、極普通の味わい。
ドレッシングはタマネギの甘味が・・とあったけど、味わい深いとの説明はどうだろう。
でも、これも食べ放題とするのは、野菜価格高騰時代には勇気がいるだろうね。
 
そして、すき焼き用の濃厚卵黄付きソースが登場した。
 
 
 
 
黄身は醤油漬けなのか少し加熱したのかクリーム状で、
すき焼きだから解こうと箸を入れてかき混ぜる事は、ちょっと無理な位に固形化してる。
 
これなら、生卵の方が楽しいだろうなぁ・・とか思うけど生卵のオプションは無く、
ハンバーグ用の濃厚卵黄ソース(200円)というものがあるだけだった。
 
 
「こちらがすき焼き用のお肉です。
 薄いので、鉄板の端の方で焼いてください。
 真ん中より熱くない様になっています。」
 
 
スタッフが肉を出しながら、焼き方を指示してくれた。
確かに薄い肉だねぇ・・・
 
 
 
 
ま、焼いてみましょ!
 
言われるがままに、鉄板調理用の銀箸(金属製の箸)で摘まんで、
まずは鉄板の外側に置いてみた。
 
うん?
なんか、かなり火力が弱いよ??
ってか、これじゃ加熱に時間かかりすぎなので、真ん中に移動してみる。
 
ってか、これじゃ加熱に時間かかりすぎなので、
真ん中に移動してみた。
 
すると、じゅわぁぁぁ・・と今度はかなりの火力で、ビックリ。
 
 
 
 
A5だからか脂がどんどん出てしまう。
 
慌てて、端に移動。
するとまた、火力不足で火が通る気がしない。
 
ま、食べてみますか。
 
うん、それなりに美味しいっす。
だけどすき焼きって言うのはちょっと・・・という感じ。
 
タレにぶち込んで、ご飯の上に乗せて食べると、まぁまぁ楽しいかな。
 
ただ、ビール飲みながら摘まもうと思ったけど、
火入れの作業が繁雑でゆっくりビールを飲める状況ではない。
 
鉄板に乗せたら、焼き上がりを見定めつつ即座に端に移動させないと、
せっかくの美味さがどこへやら・・な焼き上がりになる。
 
なるほど、飲み物のバリエーションが少ないワケだわ。
(アルコール等で儲ける気は無いのだね)
 
 
「こちらが、ハンバーグのMです。
 中は生なので、そちらの焼き方を参考に、しっかり加熱してください」
 
 
 
 
あ〜〜
これってやっぱ、店側で焼いて欲しいヤツ。
 
結構な厚みがあるから、このまま鉄板で焼いたら中の赤味が消える頃には、
間違い無く外側が真っ黒になるだろう。
端に寄せたら30分でも火が入らないかも知れない(^_^;
 
仕方無い、説明書きに従って鉄板専用の銀箸で小さく削り取って、
指定通りに赤味が消えるまで焼く・・・って、
小さく千切った時点で既にハンバーグじゃないじゃん?
 
 
 
 
これ、かなり技術が要ります。
 
IHの鉄板は端だけあまり加熱されない工夫があるのはわかるけど、
センターと端の差が大きすぎて、ルポゼするにしてもその前の加熱で失敗しそう。
 
そして千切ってしっかり加熱したら、この姿。
 
これって冷食のつくね?
これってハンバーグって言って良いの??
何が「肉の挽き方や部位など細部までとことんこだわりました」だよ(ー_ーメ)
 
ちゃんと表面は焼いて出してくるんだから、
そのままオーブンにぶち込んで加熱してから出そうよ、ホント。
 
見た目だけで良質ってわかる肉なのに、
自分のせいで美味しく食べられないってストレス以外の何ものでもない。
 
「生食用じゃない肉」って書かれたらちゃんと焼けって指示だし、
指定通りに崩して平らにして焼いたら、小さい肉の塊を食べる形になって楽しくない。
 
そりゃ、客に焼かせりゃ調理技術者がいなくてもどうにかなるだろうし、
料金も安価にできるけど、肉の焼き難さがかなりのネックって事、考えて欲しいね。
 
ネット情報じゃ「とろける様な美味い肉」ってあったけど、
それってレアな焼き方もしくはほぼ生な状態で食べたって事だよね?
 
う〜〜〜む
勇気を出してレアな状態で食べれば良かったのだろうか。
2年以上営業してて、ネットでは絶賛な書込が多いって事なので、
レアでもトラブルは起きないクオリティなんだろうか・・・
 
でも自分、そんな恐いことは、い・た・し・ま・せ・ん!
 
いや、肉は良いと思ったんだよ。
だけど、自分には楽しめなかったんだよ、ホント(T_T)
 
これ、デカいサイズのハンバーグを頼んでたら、怒ったね。
 
ステーキだったらまだ上手く焼けたと想像できるけど、
ここで3500円出して自分で苦労して焼くなら、
ヨドバシ前にある「TGIフライデーズ」でステーキを食べた方が、楽しいと思う。
 
ちなみに、フライデーズのステーキは10〜12オンスだと思ったから、
黒毛和牛じゃないけど300g前後はあってかなりの迫力なんだよね。
(ニューヨークストリップステーキ 4389円)
 
 
「デザート、お出しして良いですか?」
 
「お願いします。」
 
 
 
 
お〜
これは結構しっかりとした濃度で、美味しいかも。
 
これもおかわり自由って・・ほんと頑張ってるね。
 
実はこの店、カウンターしか無いって事もあってか、
夜は基本的に予約しないと席が無いと思った方が良い店らしい。
 
だから敢えてウィークデイの
ランチタイム最終時間帯を狙って入ったワケだけど・・・。
 
ま、良い勉強になりました。
結局、何が横浜発祥なのか、わかりませんでしたが。
 
ごちそうさまでした。

BUILD A BURGER

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