2025年1月18日土曜日

Pizzeria Gelateria RAZZO

「Pizzeria Gelateria RAZZO」は、新山下にあったピッツェリア。
ドンキホーテがメガドンキになる前から、山下橋の袂にあったが石川町に移転。
 
みなとみらい線沿線から離れた事から
すっかりと足が遠のいてしまっていた。
 
ただ以前、美味いナポリピッツァが食べたくて訪れた「シシリヤ」で、
その食環境の悪さにがっかりして以来、何故か「ピッツェリア ジェラテリア ラッヅォ」
(以下ラッヅォ)のピッツァが頭に浮かぶのだ。
  
横浜にはイタリアンの名店も多くピッツェリアも多くあるが、
関内〜山下町エリアではイタリアンのなんちゃってピッツァを出す店を除くと、
許せるピッツェリアは5店ほどしかない。

「シシリヤ」・「ラ フィーリア デル プレジデンテ」・「A16」
・「アンティーカ・ピッツェリア・ダ・ミケーレ」そして「ラッヅォ」。
 
そのどれもが基本的に美味いのだが、自分としては食環境やコストパフォーマンスを
考えると「ラッヅォ」が一番自分に合っていると感じている。 
 
勿論、増えているピッツェリア全てを食べ歩いているワケじゃないので、
もっと美味しい店もあるだろうし、コストパフォーマンスが良い店もあるはずだ。
だけど、上記した店でさえ今の状況確認が滞っているのだから、情報不足は否めない。
 
なので、お気に入りな「ラッヅォ」がコロナ禍をどう生き延びたか、を確認しい。
と思ったら止まらないので電話で予約し、慣れ親しんだ石川町駅方向へ足を延ばしてみた。
 
 
 
 
地図を見ながら行ってみたら、
大将とよく行った「オイノス」の先にその新店舗はあった。
 
ただ、駅方向から見ると見辛い位置にあったので、
本当にそこにあるのか?・・と悩んだのも事実。
 
表から覗くと客はほぼ満席で、
土曜だから・・と予め席を確保していて正解だった、と気づく。
 
 
 
 
まずはハウスワインの赤をもらって、アテを頼む事にした。
 
「詰めものをしたマッシュルーム焼」(1045円)か、
「甘エビのガーリックオイル」(1430円)で悩み、
ガーリックオイルは多分アヒージョだろうと判断し、甘エビは我慢でコレを選ぶ。
 
 
 
 
大正解!
これは美味いわ。
 
ってか、以前の「ラッヅォ」も料理が色々あったけど、
ここまでのクオリティだとは感じていなかったよ?
 
あ〜〜
これはピッツァだけじゃなくてセコンドもいくパターンかな。
 
 
 
 
食べたかった「マルゲリータ ブッファラ」1925円。
 
水牛のモッツァレラを使うブッファラは、今となっては2000円超えもはや常識。
そういう意味でも、この店って頑張ってるかも。
 
コスト&味的には「マリナーラ」(1023円)にしようかと思ったんだけど、
やっぱり「マルゲリータ」ってその店の顔となるピッツァだから、食べてみたワケだ。
 
うん
やっぱり、美味いわ。
 
って言うか、以前よりクオリティ上がってる??
居心地の良さってのも、味を底上げしているのかも知れないけど、楽しい。
 
と、なるとセコンドも、選ぼう。
ワインも2杯目へいくかな。
 
本日のオススメが書かれたボードを見ると・・・
 
・ボンベッタ(スモークチーズの牛バラ巻)と野菜のグリル:2640円
・牛肉のタリアータ(ステーキ)250グラム:3740円
 
があるね。
 
どっちかなぁ・・・
自分としてはタリアータだなぁ・・・
ちょっと高いけど、いきますか・・ね。
 
 
 
 
所謂バヴェットステーキだね、これ。
 
バヴェットって日本だと「ハラミ」と混同されている傾向が強く、
焼肉屋でよく聞く「カイノミ」の部分が本来のバヴェットになるが、
「サガリ」や「イチボ」はたまた「ランプ」でもバヴェットステーキ用の肉として
販売されているようだ。
 
これは・・
ハラミっぽいけど・・・
ハラミステーキも嫌いじゃないのでOK!
 
ってか、250gでこのクオリティで
税込4000円を切る位の価格なら文句無し!
 
 
 
 
あ、結構弾力あるね。
肉食った〜な満足感があって、嬉しいわ。
 
肉はやっぱ塊を焼いた方が好きなんだなぁ・・・自分。
 
だけど、ちょっと食べ過ぎたね。
まぁ、今日はチートデイと言う事にして食いまくる気満々だけどね(^_^;
 
で、デザートにアフォガードでも・・・
 
え?
ジェラートをサービスで出してくれるって??
 
なら、ここはやっぱりエスプレッソ&グラッパでしょ!
 
 
 
 
おい!
ヴァルポリチェッラのディアマンテって・・
 
マジかよ、ほとんど見た事ないグラッパじゃん?
しかもこれ、結構なプレミアムランクだよ??
 
うわわ・・
このグラッパ、美味すぎ!
 
さすがはアンバーとあるだけあって、
ベルタのトリ・ソーレ・トリを思い出させる美味さがある。
 
こんな上質なグラッパを、
エスプレッソの飲みさしにぶち込んで味わうのは勿体ないよ?
(最後にはやるけど)
 
まぁ、グラッパは日本では知名度が低くて、
美味いヤツもキツいやつも一緒くたにされがち。
 
なので、イタリアンの店で頼むグラッパで
どんなのを出してくるのかってのは、ちょっとした楽しみでもあったりする。
 
ここはかなり嬉しい系な店だと思う。
これを飲むためだけに来ても良いな・・って思う位、魅力的。
最後の最後に、こんな幸せな時間があるとは思わなかったよ。
 
なるほど、人気店になるワケだねぇ・・
 
と言う事で、帰ります。
 
ごちそうさまでした。

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