店の写真や食べてる人の物を見ると、
ドカッと鶏肉半羽がロングライスの上に乗ってるといった感じで、
飽きそうって思ってしまうが、漂ってくる香りは美味そうなのだ。
でも、鶏肉ってあまり惹かれない自分としては、
雲呑麺や撈麺の方が・・と思ってしまい食べずじまいだったのだ。
で、随分後になって海南鶏飯の飯は鶏のスープで炊く事を知って、
今更ながらに食べておけば良かった・・と後悔。
何故なら香港では、雲呑麺などに使うスープは鶏ベースが多く、
スープの美味さ=店の人気度というくらい、鶏の扱いが上手い店が多いからだ。
そしてコロナ禍&円高のおかげで、すっかり香港に行けなくなった。
しかも横浜では、タイ料理はあってもベトナム料理やマレーシア料理なんかの
エスニックレストランほとんど無かったから、シンガポール料理なんてあるはずもない。
で・・・
すっかり海南鶏飯の事なんて忘れていたワケだ。
中華街の香港路に突如現れた「マーライオン」。
初めて見た時は「何故ここに?」としか思わなかったのだが、
よくよく見るとシンガポール料理・中国料理・香港料理って書いてあるじゃん?
しかも、「海南之家」って店名見たら「海南鶏飯」を食べろって言われてるみたいで、
気になっていた「海南鶏飯」を食べてみたくなっていた。
だけどタイミング合わずで行けてなく、店の前を通過するばかり。
なので今日は、「海南之家」で「海南鶏飯」を食べると最初から決めて出かけた・・と。
今日も本通りはメチャ混みで、飲食店の前には列ができていたりするけど、
ここは別世界で、13時過ぎなのでにガラガラでちょっと不安になる。
地元民でさえそう思うのだから、観光客はもっと不安になるだろう。
こんなランチタイムなのにガラガラって・・・
でも、せっかく中華街に来てるのに、
何故シンガポール料理を食わなくちゃいけない?って思うもわかる。
だから「シンガポール・中国料理」って看板に書いたんだろうしね。
ま、良いのです。
とにかく今日は「海南之家」で食べるのです。
と言う事で入店すると、フレンドリーなオジサンが応対してくれる。
あ・・・ランチメニューに海南鶏飯があるじゃんね。
今週のランチ(なんと平日は11〜17時の設定)は
A 麻婆豆腐丼 650円
B マーボーナス 800円 ジャスミンライス付
C イカチリソース 800円 ジャスミンライス付
D 海南チキンライス 900円
E シンガポールカレー 900円
F ラーメン・半炒飯 900円
となってて、漬物・スープ・デザートが付くらしい。
当然だけど、食べたかったDの海南チキンライス(海南鶏飯)一択ですな。
なるほど、漬物&スープはこうやって出てくるのだね。
正しい海南鶏飯らしく、ソースは3種。
ネギダレと濃い甘口醤油の様なタレ、そしてスイートチリソースがセットになっていた。
ベーシックにソースがかかっているので、
まずはこのまま食べてみる。
あ〜〜
まぁ、美味いね。
そりゃ、今は無き「隆蓮」の蒸し鶏と比べちゃいかんけど、
平均的な美味さがある鶏を、薄味な鶏飯と一緒に食べると楽しいんだね。
ソースは生姜が効いてるネギダレと合わせるのが楽しいが、
オイスターソース的な醤油ダレやスイートチリソースも、味変的に美味しいく頂ける。
それと、ジャスミンライスが美味い。
ひょっとしたらチャーハンもジャスミンライスで作ってる?
って思ったら気になるし、シンガポールカレーも合うだろうから期待大。
料理は多くて、点心各種に担々麺、酢豚や鶏肉のチーズ土鍋なんて料理まである。
あ、広東風塩味の蒸し焼き鶏があるな。
ラクサやカレーも色々と種類があるので、次来たらやっぱカレー食べるかな。
それにしても中華街、
立ち食いな人と食品を買う人で渋滞ができて
実に歩きにくい。
ちょっと入れば、こういう面白い店もあるんだし、
食べ歩き用食品も決して安くはないから、
ちゃんと飲食店で座って食べたら如何?って言いたいわ・・・
と思ってたら、増殖している占い店の勧誘がまたうるさくて敵わんわ。
まぁ、占いって知識と経験があれば口八丁手八丁で商売になるから、
美味しい商売なんだろうけどね。(何も売らない占い屋〜♪)
ごちそうさまでした。
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