2024年8月18日日曜日

越後屋で田舎蕎麦とか

墓参りへ、出かける。
そしてまたもや・・・越後屋である。
 
クソ暑いタイミングでは、
鰻は価格沸騰のため食べる気になれないのである。
 
 
 
 
今日もあるね、釣りアジ天!
 
あの美味さは別格なので、
また食べようかな・・とは思うけど、値段上がったかな?
 
と悩んでいて、隣のメニューに目が行く。
 
「田舎そば」って、ここ数年食べてないなぁ・・・
 
 
 
 
田舎蕎麦と言えば、挽きぐるみを使用した黒みがある蕎麦で、
太めな仕上がりのイメージがある。
 
挽きぐるみを使うから田舎?
太い麺だから田舎?
 
更科の対極にあると言われるけど、
太さと粉の違いに明確な規定なんてないようだ。
 
まぁ、蕎麦はどっぷり汁に浸けて、
喉越しより噛んで味わう食べ方が好きな人に向けた素朴な蕎麦が、
私にとっての田舎蕎麦だったりする。
 
そして、そのための太麺だと思うのだけど、
正直言うとちょっとその食感がピンとこないのだ。
 
ただ、明確な規定が無い田舎蕎麦=その蕎麦屋の考えが出ている蕎麦
だろうから、食べてみるのも一興か。
 
あ、田舎蕎麦も天せいろにできるのね〜
だったら、海老と季節野菜の天せいろにしようかね〜〜
 
 
 
 
最近、車を使わなくなってきたのは、
こうやって外食時に酒を楽しみたいから・・ってのが大きい。
 
蕎麦屋だったら、やっぱり酒が飲みたいのです。
少し残しておいて、蕎麦にかけ回して手繰るのも楽しいのです。
   
・・なんて言いつつも、升酒を楽しむのは
この店のアテが楽しいってのも大きい。
 
柴漁港が近い土地柄、この辺りの飲食店で出る魚料理はかなり美味しく、
鰻を食べに行く「隅田川」だって、地の魚を使った料理が豊富で、
近くに住んでたら間違いなく天麩羅とか刺身に惹かれるて通うだろう。
 
と言う事でアテに鰹のたたきをオーダーしたらちょっとしか無いとの事で
代わりにオススメのコチを刺身でもらう事にした。
 
 
 
 
マゴチかな?
想像以上に美味しくてビックリ。
 
ちょっとしか無かった鰹もオマケで出してくれたのが嬉しいね。
もう一つのオススメだったホウボウも頼みたくなったが、
コチは刺身で食べた事がほぼ無かったので興味に負けた・・・と。
 
そして天麩羅が登場!
 
 
 
 
ここの天麩羅は、蕎麦屋的な衣が固いタイプ。
カリッとした衣を天つゆや浸け汁に浸して食べるのは、
蕎麦屋でしか楽しめない天麩羅の味わい。
 
アテを天抜きにして飲んでから、
田舎蕎麦を手繰るってのもあったか〜と今更ながらに思いつく。
 
海老、美味いわ〜〜
蕎麦屋の海老天って、海老がでかくて好きなんです。
 
 
 
 
田舎蕎麦、登場!
 
ゴツイねぇ・・・
噛み応え、あるねぇ・・・
 
あ〜〜
汁にドップリ浸けて食べるには、丁度良いかも。
 
久々にやっちゃうか。
何なら、刻みネギも入れちゃって・・
 
美味いわ(^_^;
 
ただ、これはこれで楽しいけど、
今の自分としてはこの太さや噛み応えは好みから外れるかも。
 
汁の強さに負けないための太さだってわかるけど、
それにしても太いって思ってしまった。
 
次にここに来たら、普通の二八か変わり蕎麦にしよう。
 
それにしてもこのクオリティの蕎麦屋は、
今となっては貴重な存在なのだろう。
 
普通に美味い蕎麦と安価だけど楽しい酒があって、
アテが美味くて心地よい環境がある店って、
随分減ってしまったように感じてる。
 
代替わりして路線が変わったり、跡継ぎ不在で廃業したりで、
減ったのだと邪推するけど、安くて長っ尻もできる店は効率が悪い。
 
蕎麦屋のマナーの中に「長っ尻は域じゃ無い」ってのもあるけど、
そこは店の状況見つつの判断で、滞在時間に応じて金を落としつつ楽しむべき。
 
ダメオヤジが昼間から飲んだくれてても許されるような店は、
高齢社会な今こそ必要だと思うんだけど、不景気ですからねぇ・・・。
 
と言う事で、ユルユルと帰ります。
 
ごちそうさまでした。

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