何となく味の記憶が薄れているので、もう一回食べたいと思っていた。
で、当日でも食べられる(本来なれ寿司なので、事前予約が必要)店へ行ってみた。
あ・・・
ここ、前にも来てたわ(爆)
「熊襲亭」・正調さつま料理・酒ずし・黒豚しゃぶ
・・・とあるこの店は、薩摩料理専門店として昭和41年に創業した。
さつま料理としては、
骨付きの煮込みな「とんこつ」、四世紀の歴史があると言われる「酒ずし」、
四世紀の歴史があると言われる「酒ずし」、
「キビナゴの刺身」や「さつま揚げ」、甘味の殿様料理「鶏飯」や汁物の「さつま汁」
などが上げられる。
予約なしだったから通されたのはカウンターだったけど、
目の前にこんなに焼酎が並んでたら、やっぱり飲みたくなるじゃんね。
と言う事で、昼間から(いつもだけど?)焼酎の水割りを飲む事にする。
さすがに魔王は無いけど、宝山があるね。
富乃宝山は飲んだ事があるので、
飲んだ事が無い薩摩宝山をオーダーしたら、これが妙に美味いのだ。
となると料理はアテにもなるタイプにしたいのだが、
酒ずしはそれだけでお腹いっぱいになる量だと、遠回しに断られる。
なので昼限定の「おたのしみコース」(2530円)をオーダーした。
キビナゴの刺身/さつま揚げ/小鉢/とんこつ/季節ご飯と酒ずしの2種盛/
さつま汁/香の物_/デザート
・・・というセットだが、ポーション小さめであってもリーズナブル?
って思ってしまう。
そうそう、コレ!
キビナゴの刺身って美味いんだな、と思ったのは以前に鹿児島で食べた時だった。
体長は10センチ程度の小魚で足がはやいから、産地でしか食べられない。
だから食べたかったんだが、以前ほどの感激は無かったけど、
鹿児島にいる事を実感できる味わいで、焼酎飲みつつ味わうのはかなり楽しい。
さつま揚げ、好きだなぁ〜
焼酎お代わりしようかなぁ〜〜
だけど、一個だけってのは寂しい。
もうちょっと盛って欲しいけど価格設定的にはこれが限度か。
色々料理があるから、これは味見って事で良しとします。
「とんこつ」って、ここの名物料理らしい。
骨付き肉を煮た料理で、
ホロホロと崩れていく食感と味付けが、何かに似ている。
豚の角煮とか東坡肉とか・・・
あ、沖縄のラフテーに近いかも。
ただこの「とんこつ」、
かなり柔らかいので唯一無二な料理と言うべきかな。
そしてこれもまた、芋焼酎に合うんだなぁ・・・
と言う事で2杯目を飲んで良い調子になってきた。
自分、芋には耐性が無いんで少量でも酔うのです。
(水割り2杯が少量ってツッコミは受け付けない)
とヘロヘロしてたら・・・絶対に食べたかったあの「酒ずし」が登場した。
あぁ、こういう量なワケね。
前に単品で頼んだ時は、チラシなんかで使う器にいっぱいだったから、
味を楽しむ意味ではちょうど良いのかな。
あ〜〜
こんなに甘かったっけ?
でも、酒の香りもして楽しいわ〜〜
元々の「酒ずし」は、薩摩藩主に島津氏が花見の宴会で残った料理と酒を一緒に
桶に入れて放置したら、翌日発酵して良い香りの料理になった事が始まりらしい。
で、使う酒が地酒なのだが、鹿児島の地酒はほぼ味醂。
(灰汁を使ってアルカリ性にした灰持酒で濃厚な甘みがある)
そんな地酒がたっぷり振られていたら甘いのが当たり前なわけで、
この酒ずしも盛った後に地酒を振ったようなべちゃつく状態だったから、
正調さつま料理と謳う店ならではの仕上がりなのだとあらためて感じた。
でもホント、これ美味いわ!
2人前はあるって言われた単品でも、余裕で食べられちゃいそうだ。
具が美味しいし、しっとりとした寿司飯も甘くて美味い。
そして焼酎を飲めば・・・
寝るな(爆)
とにかく、今回食べたかった物が全部食べられたので、満足です。
ただ、さつま揚げは明らかに食べ足りないので、
天文館のさつま揚げ専門店で揚げたてをテイクアウトして、
宿でそれをアテに焼酎飲みながら過ごす事にしよう。
南海トラフ地震も気になるので宿に帰って情報収拾。
問題なければ、ゆったりと温泉に浸かって焼酎の酔いで眠るって事で、
買い物に出かけましょう。
ごちそうさまでした。
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