2023年1月14日土曜日

ゼイティンのランチでキョフテ

ランチは、いつの間にかメチャ混みになったゼイティン。
 
それは多分、当然のこと。
だって、ここの料理の美味さを知ったら、
他のトルコ料理店とかには行けないと思うから。
 
シェフは日本での調理経験が長く、故に日本人が好む味付けを熟知していて、
トルコ料理やギリシャ料理店にありがちなリッチ過ぎる味付けを
上手く緩和して出してくれるのだ。
 
オープン当初はやっていけるの?って思う位に客が少なくて、
美味しい料理を静かに楽しめるのが嬉しかったけど、
気に入った店がある程度繁盛してくれないと困るのですな。
 
いつの間にかネイティブな人達が利用する様になり、
今では少なくとも一週間以上前に予約しないと夜はダメ、な人気店になった。
 
さて、ランチである。
ケバブ系かキョフテかで悩むのは毎度の事。
 
でも、どっちかと言えばキョフテが好きなので、
あったらトルティーヤで巻いたベイティを食べたいんだが、
それは残念ながらランチに出ないのが悲しい。
(手間とコストがランチセットには合わないのだろう)
 
と言う事で今日は、キョフテのランチセットを食べる事にした。
 
 
 
 
大した量じゃない、と思うんだけど、
これで結構なボリュームを感じるのは、脂が多いって事なのだろうか。
 
ピラウは間違いなくバター多めなレシピなんだろうけど、
これがかなり美味しくて、キョフテ4枚でちょうど良いバランスになる。
 
メインのプレート以外にはスープ・サラダがつくランチセットだけど、
私は加えてビールをオーダー。
 
キョフテをアテに飲むビールは楽しいし、
夜だったらラクでヘロヘロになるのが最高なんだよね。
 
で、何故ランチに来たかって言えば、
ランチは予約できないので、当日運良く席があれば食べられるからだ。
 
開店時刻の11時半ちょっと前に並んで第一陣へ入れればOKだけど、
第一陣に入れそうに無いと感じたら、裏のホフボロウや味奈登庵へ行けば良い。
なんだったら中華街へ行けば無問題じゃん?
 
・・ってスタンスで今日は15分前に来たけど、
既に先客が2組いて、その人気に驚かされた。
 
たまには夜に来て、ラク飲みながらフムスとかメゼを楽しんだり、
イスケンダルケバブとかで腹を満たしたいんだよなぁ・・・
 
ま、4月以降に余裕が出たら、予約して来よう。
 
ごちそうさまでした。

2023年1月11日水曜日

二笑庵で二種盛りせいろとか

気がついたら晋山がベンチマークになっていて、
他の蕎麦屋、特に夜に飲み&蕎麦って店だと満足できる店がほぼ無い。
 
勿論、別の意味で王道な蕎麦屋と言える「利休庵」は美味いし、
「味奈登庵」のコスパ抜群な蕎麦も大好きだ。
 
だけど、夜一人で手繰る蕎麦としては、
蕎麦前を楽しんでから美味い蕎麦・・という流れになるので、
料理も蕎麦も上質であって欲しいのだ。
 
スタンスとしては、ちゃんとしたクオリティのツマミと酒で心に落ち着きを取り戻し、
蕎麦の味わいを楽しみつつ空腹も満たせるといったとこだが、
そういう意味で、ベンチマークには届かないけど
自分的には許せるクオリティがある店の一つに「二笑庵」がある。
 
ただ「二笑庵」、適度にコストパフォーマンスが良い事と、
立地的に会社や役所が多い事から、客層に当たり外れが出る。
 
また、それなりの人気店なので、
運が悪ければ席も無い・・とくるのだ。
 
だから、敢えて店まで行って、
カウンターか二人様テーブル席を都合つけてもらのが
パターンになっていた。
 
 
「一人ですけど、席ってあります?」
 
「・・・と、大丈夫です」
 
「じゃ、まずお酒と出汁巻きを。
 後はちょっと考えます。」
 
「出汁巻きはハーフにしますか?」
 
「お願いします」
 
 
 
 
この店のありがたいところは、
一人で行くと料理によってハーフサイズにしてくれるところ。
 
酒を1〜2合飲む間に色々食べたい自分としては、
選択肢が増えるのが、マジ嬉しい。
 
今日は、天麩羅が食べたかった。
そしてここの天麩羅は、蕎麦屋の物と言うよりも天麩羅屋の物に近いタイプ。
つまり、汁にドップリ浸けなくても楽しく頂けるのだ。
 
ちなみに蕎麦屋でつけ天や天せいろを頼む場合、
最初に蕎麦だけをちょっと食べて味わってから汁に天麩羅を浸けて食べ、
天麩羅の油が混ざった汁で蕎麦を食べるのが好きだ。(味変になるしね)
で、そういう食べ方をするなら、ガリガリ衣の蕎麦屋の天麩羅が良い。
 
ただ、そうやって食べると蕎麦その物の味わいがわからなくなりがち。
だから、良い蕎麦を出す店では天麩羅は酒のアテとして単独で食べ、
蕎麦はそれだけで楽しみたいって思うのだ。
 
逆に蕎麦に自信がある店は、そんな客の嗜好も考えてか、
つけ天や天せいろには天つゆが別途大きめの器で出てくる事が多い、
と感じていたりする。
 
 
 
 
今日は二種盛りせいろを食べる予定だったので、天ぷら盛り合わせは別途オーダー。
 
天麩羅屋と蕎麦屋の中間な揚がり方で出される天麩羅は、
天つゆに浸して食べるのが凄く楽しくて、酒も進む。
 
かき揚げの方が良かったかな・・と思うのは毎度の事だけど、
どうしても海老天が食べたくて盛り合わせになってしまうのが常。
 
天麩羅がボリューミーなので二種盛りせいろが食べきれるか悩ましくなってきたが、
初志貫徹でオーダーする。
 
今日は柚切りと十割がセットになっていた。
 
 
 
 
まぁ、悪くない蕎麦だわ。
 
十割蕎麦は辛味大根で食べた方が楽しいかな。
柚切りは標準的な物よりはるかに美味しいと思うけど、
晋山の物は蕎麦と柚に質&量が別格なので、違う蕎麦として楽しむ物だね。
 
ま、18時には事務所を出れば、こういう楽しみが待っているのだから、
早番の日はとっとと帰れば良いのだけど、帰っちゃヤバいかなって状況が多々あって
結局早くても20時を過ぎる事が続いてきた。
 
仕事が多いってのもあるけど、それより人間関係を調整ってのもあって、
居る事で緩衝材になっている現実があるから、仕方無いと思っている。
 
でも、こんな夕飯(晩飯じゃない)が食べられるって思ったら、
悩ましい気持ちにもなるじゃんね。
 
飲食店の営業終了時刻が早まっているの、どうにかならないですかねぇ。
・・とか思ってるけど、それもあとちょっとの我慢。
 
4月からは自由の身なので、それまでは頑張ろうっと。
 
ごちそうさまでした。

2023年1月8日日曜日

886食堂で牛肉麺

朝の中華街を撮ろうと、いつもの出勤時刻よりはちょっと遅く出発。
 
本当なら朝粥とか楽しんでって思うんだけど、
お目当ての「安記」はそんな時間に営業するのをやめて久しい。
 
と言うか、朝から食事ができるところはかなり減っているので、
いつも通りに起きて軽く朝食をとってからでかけた。
 
 
 
 
山下町小公園で、
こんな風に太極拳を練習している人達がいるって、知らなかった。
 
套路を覚えてしまえば集団でやる意味も無いとは思うけど、
こうやっていっしょにやるのがは、楽しいのかもね。
(動きを見てたら、結構バラバラではあった)
 
で、そろそろ11時だ。
オープンする店もあるはずなので、ビールとか飲めたら嬉しいね。
 
おや、朝からやってる「謝甜記 弐号店」はもう行列ですな。
「安記」も10時からやってるはずだけど、どうしようかねぇ・・・
 
 
 
 
それにしても、随分観光客が増えたものだね。
この通りはあまり人が居ないはずなのに、驚きの光景だったりする。
 
「安記」まで行ってみるか、それとも「西遊記」で点心&ビールにするか。
「萬珍樓点心舗」まで足を延ばすか、元町抜けて「バイミースタンド」にするか。
 
あ・・
以前スペイン系料理店「トレス」だったとこに、
「886食堂」って台湾料理店が入ってるね。
 
台湾式朝食なんてノボリもあるし、気になるじゃん。
11時オープンだから行けるかな。
 
 
 
 
「食事できますか?」
 
「いらっしゃいませ。大丈夫ですよ。」
  
 
・・という感じでするっと入れたけど、
空いてるカウンターには座らせてもらえずに2階へ。
 
さて、初めての店だから、この店の得意料理にしようかね。
どれどれ・・・とメニューを見ると、名物とされた牛肉麺があった。
 
 ① 紅焼牛肉麺    880円
 ② 紅焼半筋半肉麺  950円
 ③ 紅焼三宝牛肉麺 1000円
 
と三種ある。
①が一番オーソドックスなタイプ。
②は①の具に加えてアキレス部位を合わせたもの
③は②にハチノスを合わせたパターンだ。
 
う〜む
ハチノスはどうでも良いなぁ・・・
 
なので、②いってみよう!
アキレス部位って要するに足首の肉?
 
 
 
 
すっげ〜濃い色のスープだ。
 
あ、でも、味はそんなに濃くないね。
八角とパクチーな香りが台湾を思い出させるけど、
好き嫌いが出そうだな。
 
肉はまぁまぁ。
アキレス部位は固いゼラチン質な肉って感じで
次回は①で良いかも知れない。
 
でも、今までの中華街にはあまり無かった味わいなので、
台湾を感じたい人にはオススメかな。
 
こうなると、魯肉飯も食べてみたくなるよね。
ミニ魯肉飯が付いたセットにすれば良かったかなぁ・・
 
と言う事で、ちょっと時間を置いてまた食べに来よう。
この手の現地な味わいの店って日本人向けに味を変えていく傾向があって、
それが良い方向なら嬉しいけど、多くは没個性な味になりやすい。
 
ニューカマーな店で生き残っていく店に共通するのは
客の好みを察知してすぐ対応していく行動だけど、
それが味の低下に繋がっていくと全体的な劣化に誘導されてしまう。
総じて美味しい店が無くなれば、中華街の人気が落ちるのも時間の問題だよね。
 
まだまだコロナは予断を許さない状況だけど、
中華街にはかなり人が戻ってきた。
 
以前の様には戻れないかも知れないけど、
こういう新しい流れも生まれてきたので、
新しい中華街に期待したいと思う。
 
ごちそうさまでした。 

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...