本当なら朝粥とか楽しんでって思うんだけど、
お目当ての「安記」はそんな時間に営業するのをやめて久しい。
と言うか、朝から食事ができるところはかなり減っているので、
いつも通りに起きて軽く朝食をとってからでかけた。
山下町小公園で、
こんな風に太極拳を練習している人達がいるって、知らなかった。
套路を覚えてしまえば集団でやる意味も無いとは思うけど、
こうやっていっしょにやるのがは、楽しいのかもね。
(動きを見てたら、結構バラバラではあった)
で、そろそろ11時だ。
オープンする店もあるはずなので、ビールとか飲めたら嬉しいね。
おや、朝からやってる「謝甜記 弐号店」はもう行列ですな。
「安記」も10時からやってるはずだけど、どうしようかねぇ・・・
それにしても、随分観光客が増えたものだね。
この通りはあまり人が居ないはずなのに、驚きの光景だったりする。
「安記」まで行ってみるか、それとも「西遊記」で点心&ビールにするか。
「萬珍樓点心舗」まで足を延ばすか、元町抜けて「バイミースタンド」にするか。
あ・・
以前スペイン系料理店「トレス」だったとこに、
「886食堂」って台湾料理店が入ってるね。
台湾式朝食なんてノボリもあるし、気になるじゃん。
11時オープンだから行けるかな。
「食事できますか?」
「いらっしゃいませ。大丈夫ですよ。」
・・という感じでするっと入れたけど、
空いてるカウンターには座らせてもらえずに2階へ。
さて、初めての店だから、この店の得意料理にしようかね。
どれどれ・・・とメニューを見ると、名物とされた牛肉麺があった。
① 紅焼牛肉麺 880円
② 紅焼半筋半肉麺 950円
③ 紅焼三宝牛肉麺 1000円
と三種ある。
①が一番オーソドックスなタイプ。
②は①の具に加えてアキレス部位を合わせたもの
③は②にハチノスを合わせたパターンだ。
う〜む
ハチノスはどうでも良いなぁ・・・
なので、②いってみよう!
アキレス部位って要するに足首の肉?
すっげ〜濃い色のスープだ。
あ、でも、味はそんなに濃くないね。
八角とパクチーな香りが台湾を思い出させるけど、
好き嫌いが出そうだな。
肉はまぁまぁ。
アキレス部位は固いゼラチン質な肉って感じで
次回は①で良いかも知れない。
でも、今までの中華街にはあまり無かった味わいなので、
台湾を感じたい人にはオススメかな。
こうなると、魯肉飯も食べてみたくなるよね。
ミニ魯肉飯が付いたセットにすれば良かったかなぁ・・
と言う事で、ちょっと時間を置いてまた食べに来よう。
この手の現地な味わいの店って日本人向けに味を変えていく傾向があって、
それが良い方向なら嬉しいけど、多くは没個性な味になりやすい。
ニューカマーな店で生き残っていく店に共通するのは
客の好みを察知してすぐ対応していく行動だけど、
それが味の低下に繋がっていくと全体的な劣化に誘導されてしまう。
総じて美味しい店が無くなれば、中華街の人気が落ちるのも時間の問題だよね。
まだまだコロナは予断を許さない状況だけど、
中華街にはかなり人が戻ってきた。
以前の様には戻れないかも知れないけど、
こういう新しい流れも生まれてきたので、
新しい中華街に期待したいと思う。
ごちそうさまでした。
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