チェーンなイタリアンで相変わらずなペペロンチーノを食べる事にした。
この店は自粛要請をぶっちぎって東京都と訴訟起こした有名なチェーンだけど、
夜中に食事したい人達には圧倒的な支持を得たのは言うまでも無い。
当然だけどコロナ禍真っ盛りな時には、ここしか無いって事もあって客が溢れ、
加えて飲みたい連中も集まり、ドンチャン騒ぎをする輩もいたのは事実。
飲んで騒ぎたい気持ちはわかるけど、それが明らかに感染症を広めているのだから、
深夜でも飲食できる店を利用したい全ての人のために、自粛して欲しかったね。
とは言え、飲んだくれたらそんな事ができないって見切られての自粛要請だから、
要請やむなしって判断されたのは理解はできるけど。
で・・・
自分で作った方が楽しいってわかってるペペロンチーノだけど、
この店の物はかなり安価なのでトッピングが楽しめるのが良かったんだが、
いつの間にか気に入ってたトッピングのパンチェッタが無くなって、
ベーコンしか選べなくなっていた。
ま、仕方無い。
ベーコンで良いよ・・とオーダーする。
勿論、温泉卵のトッピングも一緒に。
確かに、この店のペペロンチーノの作り方なら、
ベーコントッピングは脂が楽しめて美味しいかも。
(脂肪分って旨みの一つだしね)
だけどやっぱり今ひとつな塩加減で、塩辛さが舌に刺さるのは相変わらず。
多くのパスタ料理を出す店では、茹でる鍋(槽?)の湯は同じ物を使って
(途中で継ぎ足すだろうけど)、全てのパスタに対応するよう塩は少なめにする。
そしてソースの塩分に合わせて塩を追加するパターンが多いはずだが、
そのやり方だと塩辛さが不均一で、食べる場所で塩辛さが変わって楽しく無い。
ペペロンチーノは、茹でる時に塩をパスタに含ませるやり方が好きだけど、
それは個別に作れって話になるので、よっぽどペペロンチーノに拘りがある店か
リストランテの様なコストが高い店でしかやらないだろう。
この店は、ペペロンチーノには後から味付けに使う何かを足して
バランスを取っていると思う。
と言うのもある時、ペペロンチーノを食べたら味がしなかった事があったからだ。
つまり、塩辛さ(多分アンチョビの汁とかも混ぜてる)を加えるソースを
入れ忘れたのがその時明確にわかっちゃったって事。
そしてそのソースは料理全般に使っているようで、
調理担当が経験不足な場合は、何を食べても同じ味になりやすい。
なので、ヘビーユーザーとしては
何食べても同じ味って状況になったら、寄るのをやめる。
他の客も正直なのか、店が空いてくる傾向があるから店側も対策する。
まず、接客スタッフが上質になり、続いて調理担当が変わる。
結果同じ店とは思えないほどクオリティが上がり、客入りが戻るのだ。
(チェーン店ならでは強み?)
ま、深夜の食事で
このレベルの物が食べられるだけど幸せです。
ビール1杯とペペロンチーノで終わる安い客としては
これ以上を求めるなら、自分で作るしかない。
(その気力&体力無いので食べに来てるんだしね)
ごちそうさまでした。